KAJABIとは?
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決済ツールのPaypalとStripeの違いは?

Aug 01, 2024

KAJABIで決済を受け付けるためには Paypal もしくは Stripe と連携する必要があります。

こちらの記事ではそもそも Paypal やStripe って何? という点から、両者の違いについてご紹介したいと思います。

KAJABIで決済を受け付けるために必要

まず、KAJABI自体には決済を受け付ける機能は備わっていません。アメリカやイギリスではKAJABI Payment というKAJABIが提供している決済ツールがテスト段階で使用されていますが、まだ日本ではこれを使うことはできません。(2024年8月現在)

KAJABI Payment はまだ日本では使えません。。。

 

そのため、KAJABIで決済を受け付けるためには Paypal もしくは Stripe と連携する必要があります。どちらか片方と連携するだけでもいいですし、両方と連携しておくことも可能です。

Stripe(ストライプ)とは?

Stripeは、オンライン決済を簡単に行うための海外プラットフォームです。Stripeを使用することで、ビジネスオーナーや個人がクレジットカードやデビットカードでの支払いを受け付けることができるようになります。

通常は厳しい審査や法人である必要があったりするクレジットカード決済導入ですが、Stripeを使うことによって、そのハードルが下がり、個人の方でも簡単にクレジットカード決済を導入することができるようになります。

Stripe と連携した場合、実際には顧客(生徒)はStripeを利用しているということはわかりません。普通にクレジットカードを入力するフィールドが表示されるので、自然にOfferから購入することができます。

PayPal(ペイパル)とは?

PayPalは、オンラインでの支払いを簡単に行える海外電子決済サービスです。個人や企業がインターネット上で安全にお金を送受信できるプラットフォームを提供しています。

PaypalとKAJABIを連携すると、顧客(生徒) はPaypalアカウントを作成することで、Offerを購入することができるようになります。

PaypalもStripeもどちらも、簡単に誰もがウェブサイトで決済を受け付けることができるプラットフォームになります。

 

どちらを優先して連携するのが良い?

これはずばり Stripe です。 何故かと言うと以下の理由があります。

  • Stripeにすることで、Paypalアカウントを持っていない方も普通にクレジットカードを使用して購入することができる。
  • サブスクリプション商品を販売する場合、Paypal経由のサブスクリプションは100%スムーズに連携していないので、少々手間
  • Stripe(クレジットカード)決済でサブスクリプションをした場合、支払いが失敗したりすると自動的にOfferへのアクセス権も止めることができる

特に サブスクリプションOfferを販売する予定がある方は、Stripe の登録ができる場合は 100% Stripe と連携した方が良いです。むしろこの場合はPaypalを使わない方が良いです。

詳しくは以下の記事をご参照ください

顧客がサブスク定期課金の支払いに失敗した時の対応と動作 (日本語ガイド)

Stripe であれば、もし顧客の定期課金が失敗した場合、支払いができていませんのでそのタイミングでOfferへのアクセス権は自動的にストップしますが、Paypalの場合は定期課金が失敗したとしても KAJABIのOfferへのアクセス権は自動的に止まりません。【要注意】

PaypalとStripeの違いは?

Paypal と Stripe の両方を設定しておくことで、顧客が選択できる決済方法を増やせるのでできれば両方設定してくのがベターです。

 

しかし、StripeとPaypalの違いもあるのでそれを理解しておくことも必要です。

審査

Stripe Paypal
Paypalに比べると審査は厳しいです。業種によってはStripeを利用できない場合があります。 詳しい業種については公式ガイドのこちら をご確認ください。 Stripe に比べると審査はかなり緩いです。Stripeを利用できない業種でKAJABIを利用したい時にはPaypalを使用するしかありません。

 

購入時の流れ

Stripe Paypal

シンプルです。Offerページ上にクレジットカード情報入力フィールドがあるので、画面遷移なくそのままクレジットカード情報を入力して購入できます。(過去に購入したことがある方は、クレジットカード情報を保存しておくこともできます。)

Paypalボタンが表示されるので、それをクリックしてPaypalにログインをしてからの決済となります。Paypal上で決済が完了すると KAJABIの購入完了画面となります。

Paypalの場合は、一度Paypalの画面に遷移して、ログインする必要があります。また、Paypalの場合は顧客はPaypalアカウントを持っている必要があります。

日本の場合は、Paypalで決済する場合は顧客はアカウント作成が要求されます。

Paypalと日本のクレジットカードや銀行口座を紐付けることができるので、Paypal経由でクレジットカードで購入することはできますが、それでもPaypalアカウントが必要になるので、Stripeが利用できるならStripeも連携するのが良いです。

サブスクリプション失敗の動作

上記でも説明しましたが、サブスクリプション失敗時の動作がStripeとPaypalで異なります。

Stripe Paypal
サブスクリプション課金に失敗すると、Offerのアクセス権を自動的に止めることができる サブスクリプション課金に失敗しても、Offerのアクセス権を自動的に止めることが難しい(管理者が手動で確認して、手動で止める必要がある)

 

顧客がサブスクリプションのキャンセルしたい場合

Stripe Paypal
KAJABIの顧客ページから自分でクレジットカード情報を更新したり、キャンセルをすることができる 顧客はKAJABIではなく、自分のPaypalアカウントにログインをして、そこから定期課金を止める必要がある。

 

使い分けるのもアリ

例えば、 KAJABI自体には StripeとPaypalの両方を連携しておくことができます。そして、サブスクリプションのOfferに関してはStripeだけを有効にして、 一回払いのOfferに関しては StripeとPaypalの両方 を有効にしておくことも可能です。

 

一回払いOfferの場合、Paypalを有効にしておくデメリットはないので、Paypalを好んで使う顧客のためにも連携しておいて損ではありません。

まとめ

Stripe: 業種が問題ないのであればマストで連携しておく必要がある。Stripe 経由で販売することで、チェックアウトプロセスがスムーズになりますし、サブスクリプションの管理も楽になります。

Paypal: Stripeが利用できないのであれば、Paypalと連携するしかありません。ただ、サブスクリプション商品をPaypal経由で販売するのは多少面倒なリスクもあります。一回払いのOfferであればPaypalでも問題ないので、StripeとPaypalの両方を有効にしておくことで、顧客の決済の選択肢が増えて良いと思います。

 

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