決済ツールのPaypalとStripeの違いは?
Jun 09, 2026Kajabiで決済を受け付けるためには、Paypalもしくは Stripe と連携する必要があります。
この記事では、そもそもPaypalやStripeとは何なのか、という基本から、両者の違い、そして2026年時点でどちらを優先して連携すべきかまでご紹介します。
Kajabiで決済を受け付けるために必要なもの
まず、Kajabi自体には決済を受け付ける機能は備わっていません。米国・カナダ・オーストラリア・アラブ首長国連邦・英国、および欧州の一部の国では、Kajabiが自社で提供する決済ツール「Kajabi Payments」(Stripeをバックエンドに利用)がすでに正式サービスとして稼働しています。
ただし、2026年9月現在、Kajabi Paymentsは日本の事業者にはまだ提供されていません。 Kajabi公式ヘルプセンターでも、対応地域は上記の国・地域に限られると明記されており、日本を含むそれ以外の地域は今のところ対象外です。Kajabi側は今後も対応地域を拡大していく方針を示していますが、日本での提供時期は現時点で明らかになっていません。
そのため、日本からKajabiで決済を受け付けるには、引き続きPaypalもしくはStripeと連携する必要があります。 どちらか片方と連携するだけでもいいですし、両方と連携しておくことも可能です。
KAJABI Payment はまだ日本では使えません。。。
※ 補足:2025年9月には「Kajabi Evolved」と呼ばれる大規模な料金体系の刷新が行われ、プラン価格や機能構成が変わりました。この記事のテーマである決済連携の仕組み自体には直接影響しませんが、Kajabiを検討中の方はプラン比較もあわせてチェックしておくと安心です。
Stripe(ストライプ)とは?
Stripeは、オンライン決済を簡単に行うための海外プラットフォームです。Stripeを使用することで、ビジネスオーナーや個人がクレジットカードやデビットカードでの支払いを受け付けることができるようになります。
通常は厳しい審査や法人格が必要になりがちなクレジットカード決済の導入ですが、Stripeを使うことでそのハードルが下がり、個人の方でも比較的簡単にクレジットカード決済を導入できます。
Stripeと連携した場合、実際には顧客(生徒)はStripeを利用しているということはわかりません。通常のクレジットカード入力フィールドが表示されるだけなので、自然な流れでOfferから購入できます。
PayPal(ペイパル)とは?
PayPalは、オンラインでの支払いを簡単に行える海外電子決済サービスです。個人や企業がインターネット上で安全にお金を送受信できるプラットフォームを提供しています。
PaypalとKajabiを連携すると、顧客(生徒)はPaypalアカウントを作成することで、Offerを購入できるようになります。
PaypalもStripeも、どちらも誰もがウェブサイトで簡単に決済を受け付けられるプラットフォームである点は共通しています。
どちらを優先して連携するのが良い?
これはずばり Stripe です。 何故かと言うと以下の理由があります。
- Stripeにすることで、Paypalアカウントを持っていない方も通常のクレジットカードで購入できる
- サブスクリプション商品を販売する場合、Paypal経由のサブスクリプションは100%スムーズに連携しているとは言えず、多少手間がかかる
- Stripe(クレジットカード)決済でサブスクリプションを組んだ場合、支払いが失敗すると自動的にOfferへのアクセス権も停止できる
特にサブスクリプションOfferを販売する予定がある方は、Stripeの登録ができるなら100%Stripeと連携した方が良いです。むしろこの場合はPaypalを使わない方が無難です。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
顧客がサブスク定期課金の支払いに失敗した時の対応と動作 (日本語ガイド)
Stripeであれば、顧客の定期課金が失敗した場合、支払いができていないタイミングでOfferへのアクセス権が自動的にストップします。一方、Paypalの場合は定期課金が失敗しても、Kajabiのオファーへのアクセス権は自動では止まりません【要注意】。この挙動はKajabi公式ヘルプセンターでも案内されており、2026年9月時点でも変わっていません。Paypal経由の定期課金が失敗した場合、サブスクリプションがキャンセルされるか、運営者が手動でアクセス権を剥奪するまで、顧客はプロダクトへのアクセスを維持できてしまいます
また、2026年に顧客が自分で、サブスクリプションを一時停止(休会)する機能も追加されました!その機能もPaypalでは利用できず、Stripeでは利用できます。
「独自のStripeアカウントを使うと追加手数料がかかる」という話について
2025〜2026年の料金体系刷新以降、Kajabi Paymentsが対応している国のクリエイターが、あえてKajabi Paymentsを使わずに自分のStripeアカウントを連携させて決済を受け付ける場合、プランに応じて0.5〜2%程度の追加手数料(サーチャージ)がかかる仕組みが導入されました。海外のKajabiレビューサイトなどでも話題になっている変更点です。
ただし、この追加手数料が適用されるのはKajabi Paymentsが利用可能な国のクリエイターのみです。前述の通り、Kajabi Paymentsが未提供の日本のクリエイターは、この対象外となります。つまり、日本からStripeを連携させて使う分には、この追加サーチャージを気にする必要はありません。海外の記事を読んで「Kajabiの手数料が上がった」と不安に思われた方も、ここは安心していただいて大丈夫です。
PaypalとStripeの違いは?
Paypal と Stripe の両方を設定しておくことで、顧客が選択できる決済方法を増やせるので、できれば両方設定しておくのがベターです。
しかし、StripeとPaypalの違いも理解しておくことが必要です。
審査
| Stripe | Paypal |
| Paypalに比べると審査は厳しいです。業種によってはStripeを利用できない場合があります。 詳しい業種については公式ガイドのこちら をご確認ください。 | Stripeに比べると審査はかなり緩いです。Stripeを利用できない業種でKajabiを利用したい場合には、Paypalを使用するしかありません。 |
購入時の流れ
| Stripe | Paypal |
|
シンプルです。Offerページ上にクレジットカード情報入力フィールドがあるので、画面遷移なくそのままクレジットカード情報を入力して購入できます(過去に購入したことがある方は、クレジットカード情報を保存しておくこともできます)。 |
Paypalボタンが表示されるので、それをクリックしてPaypalにログインをしてからの決済となります。Paypal上で決済が完了すると KAJABIの購入完了画面となります。 |
Paypalの場合は、一度Paypalの画面に遷移してログインする必要があります。また、顧客はPaypalアカウントを持っている必要があります。日本の場合、Paypalで決済する際には顧客側にアカウント作成が求められます。
日本の場合は、Paypalで決済する場合は顧客はアカウント作成が要求されます。
Paypalと日本のクレジットカードや銀行口座を紐付けることもできるため、Paypal経由でクレジットカードから購入すること自体は可能ですが、それでもPaypalアカウントは必要になります。Stripeが利用できるのであれば、Stripeも連携しておくのが良いでしょう。
サブスクリプション失敗の動作
上記でも説明しましたが、サブスクリプション失敗時の動作がStripeとPaypalで異なります。
| Stripe | Paypal |
| サブスクリプション課金に失敗すると、Offerのアクセス権を自動的に止めることができる | サブスクリプション課金に失敗しても、Offerのアクセス権を自動的に止めることが難しい(管理者が手動で確認して、手動で止める必要がある) |
顧客がサブスクリプションのキャンセルしたい場合
| Stripe | Paypal |
| KAJABIの顧客ページから自分でクレジットカード情報を更新したり、キャンセルをすることができる | 顧客はKAJABIではなく、自分のPaypalアカウントにログインをして、そこから定期課金を止める必要がある。 |
使い分けるのもアリ
Kajabi自体には、StripeとPaypalの両方を連携しておくことができます。サブスクリプションのOfferに関してはStripeだけを有効にし、一回払いのOfferに関してはStripeとPaypalの両方を有効にしておく、という使い分けも可能です。
一回払いのOfferの場合、Paypalを有効にしておくデメリットはほぼないので、Paypalを好んで使う顧客のためにも連携しておいて損はありません。
よくある質問
Q. Kajabi Paymentsは今後日本でも使えるようになりますか?
Kajabi公式は今後さらに対応地域を拡大していく方針を示していますが、2026年9月時点で日本の提供時期は公表されていません。今後のアップデートを待つ必要があります。
Q. 自分のStripeアカウントを使うと、Kajabi側から追加の手数料を取られますか?
これはKajabi Paymentsが利用できる国(米国・カナダ・オーストラリア・UAE・英国・欧州の一部国)のクリエイターに限った話です。日本のようにKajabi Payments自体がまだ提供されていない国のクリエイターは、この追加手数料の対象外です。
Q. StripeかPaypal、どちらか一方だけの連携でも大丈夫ですか?
問題ありません。特にサブスクリプション商品を扱う場合はStripeのみでも十分ですが、決済手段の選択肢を増やしたい場合は両方連携しておくのがおすすめです。
まとめ
Stripe:業種的に問題がなければ、マストで連携しておく必要があります。Stripe経由で販売することでチェックアウトプロセスがスムーズになり、サブスクリプションの管理も楽になります。また、日本のクリエイターが独自のStripeアカウントを使う場合、2026年時点でKajabi側からの追加サーチャージはかかりません。
Paypal:Stripeが利用できない場合は、Paypalと連携するしかありません。ただし、サブスクリプション商品をPaypal経由で販売するのは多少手間とリスクがあります。一回払いのOfferであればPaypalでも問題ないので、StripeとPaypalの両方を有効にしておくことで、顧客の決済の選択肢を増やせます。
Kajabi Payments:日本ではまだ利用できませんが、将来的な対応拡大に備えて、名称だけでも覚えておくとよいでしょう。
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