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KAJABI vs Thinkificの比較・レビュー【2021年】

KAJABI vs Thinkificの比較・レビュー【2021年】

thinkific 比較 May 19, 2021

※こちらの記事は2021年のものになります。情報が古い可能性がありますのでご了承ください。

COVID-19の影響で多くの人がオンラインスクールへの移行を行っています。それに伴い、Thinkific(シンキフィック)やKAJABIなどのプラットフォームを利用する人が増えていますが、この両社のプラットフォームはかなり類似していることがわかります。

この記事では2つのプラットフォームを比較して、お互いのメリデメについて比較したいと思います。ちなみにですが、Thinkificでは無料プランを提供していますが、KAJABIは無料プランがありません。(代わりに14日間の無料トライアル期間があります。)

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KAJABI と Thinkificについて

Kajabi(カジャビ)とThinkific(シンキフィック)は、最も人気のある2つのクラウドベースのオンラインコースビルダーおよびメンバーシップサイトです。

これらのプラットフォームはどちらも、コースの作成、配信、メンバーシップ、およびマーケティングのための多数の機能を提供します。これらは、ビデオ、クイズ、質問と回答、PDF、ポッドキャストなど、さまざまな形式でコンテンツを配信するように設計されています。 

どちらのプラットフォームもスクール公開までのセットアップが簡単です。そのために、もっとも大切なコースのコンテンツ(動画)制作やマーケティングに集中することができます。

まず2つのプラットフォームの大きな違いは、KAJABIがマーケティングの面もサポートしているのにも対して、Thinkificはあくまでもコンテンツの作成のみに重点をおいているということです。なので、Thinkificを使う場合は、別途マーケティングツールを探す必要があります。

オンラインコースの作成

オンラインコースの作成において、どちらのプラットフォームも海外では高い評価を得ています。

KAJABIもThinkificもコースを作成する際はドラッグドロップで作成することができます。コーディングなどの知識は不要で、動画をアップロードして少し設定するだけです。

またKAJABIもThinkificも動画ホスティング機能が備わっているので、Youtubeなどを使う必要はありません。KAJABIでは1本あたり4GBまでの動画、THinkificは2GBまでの動画をアップロードすることができます。

KAJABI(カジャビ)

Kajabiを使用すると、次のような幅広いコンテンツを作成できます。

  • ミニコース:あなたの提供物やビジネスを試すためのクイックコース
  • オンラインコース:一般的ななオンラインコース
  • エバーグリーントレーニング:数週間にわたって行わるトレーニングセッションのようなもの
  • メンバーシップ:メンバーシップベースのコンテンツ配信
  • コミュニティ:メンバーが交流するためのソーシャルメディアプラットフォーム

コンテンツ製品を決定したら、以下のようにさまざまなセクションと章をクリックしてコンテンツを追加するだけです。

さらに、メンバーに提供するコンテンツの種類を決定したり、メンバーをすばやく編集したり、いつでもコンテンツを削除したりすることができます。

また動画の数が多い場合は、動画を一括でアップロードすることも可能です。時間があるときに一括で動画をアップロードしておいて、後から各カテゴリーに振り分けることも可能です。

Thinkific

Thinkificに移ると、コンテンツ作成のしやすさでも高い評価を得ています。Kajabiと同様に、さまざまな種類のコンテンツを作成できますが、オプションは3つに制限されています。

  • ミニコース:他の製品を販売し、リードを生み出すための無料または低コストのコース
  • フラッグシップコース:包括的なオンラインコース
  • 事前販売コース:このランディングページでは、コースへの関心を測定できます。

そしてもちろん、空白のページから始めて、好きなように作成することもできます。

章を簡単に追加して、ビデオ、クイズ、調査、PDF、プレゼンテーションなどのさまざまな形式で提示できます。

 

Thinkificでも動画を一括でアップロードすることができます。ただしKAJABIと違い講座内のコンテンツを細分化することができず、レッスンとチャプターのみが存在します。

Thinkificには証明書の機能がありますが、2021年5月の時点ではまだ日本語に対応しておりません。(僕の方でなんでも要望リクエストを出しているので、近い将来に改善されると思います。)

 

講座ページ(商品ページ)の違い

KAJABIとThinkificの違いは講座LP(講座紹介ページ)があるかないかです。Thinkificの場合は、各講座に講座を紹介するようなページが存在しています。一方KAJABIではデフォルトではこのページはないので、Pagesにて作成する必要があります。逆に言えば、もし不要の場合はオファーページだけ見せることで購入の動線に繋げることができるし、KAJABIのPages機能を使っておしゃれな販売ページを作成することができます。

 Thinkificの講座LPページ例 https://kato-s-school.thinkific.com/courses/hoda-kajabi 

 

その他の部分はThinkificもKAJABIも以下の機能があるので大きな違いはありません

  • クイズ
  • 動画
  • テキスト
  • オーディオ
  • アンケート
  • PDF
  • ダウンロードファイル

 

クイズ機能

KAJABIとThinkificの大きな違いとしてはクイズ(試験)機能です。ThinkificでもKAJABIでも採点機能付きの試験機能がありますが、クイズ機能についてはTHinkificの方が高度な設定をすることができます。

Thinificには「ランダム質問バンク」という機能があります。これは例えばあらかじめ30個の設問を登録しておくと、その中から15個をランダムで出してくれるという機能です。KAJABIの場合は、30個登録されたらその順番通りに30問出されてしまうので、2回目以降に合格になる可能性が高くなります。

なのでThinkificは民間資格系やライセンス系のオンライン講座に向いていると思います。

動画プレーヤー

動画プレーヤーにも少し違いがあります。KAJABIでもThinkificでも埋め込まれている動画に関しては生徒がどれくらい視聴したかを知ることができます。

ただしKAJABIの場合は、ユーザーが動画を100%見なくても次の動画に進むことができてしまいます。例えば30分の動画があったとしても「次へ」ボタンをクリックすると、次の動画に進めてしまいます。

一方Thinkificは動画プレーヤーの設定で「動画のXX%を視聴しないと次に進めない」という設定ができるので、社員教育系のプラットフォームとして活用することができます。

 

分析/レポート機能

KajabiとThinkificも講座の売上などの高度なレポートを見ることができます。ただ、ページビューを見ることができるKAJABIの方が詳細を見ることができます。

KAJABI

KAJABIの方は以下のような詳しいレポートを見ることができます。

総売上

↓サブスクリプションレポート:

 

 ↓解約率

 

↓予測レポート

↓オプトインレポート

 

↓ページビュー

 

これ以外にもKAJABIでは確認できるレポートが数多くあります。さらにデフォルトでもGoogleアナリティクスと連携することができるのでさらに詳細の情報を確認することができます。

Thinkific

Thinkificにもレポート機能がありますが、まだベータ版ということで単位が(ドル)で表示されていたりとまだまだテスト段階です。

 

動画レポート

各動画に関しても詳細のデータを見ることができます。

KAJABI

各動画のどの部分が見られているかや、平均エンゲージメント率を知ることができます。これはかなり便利です。

Thinkific

Thinkificも以下のような各動画に対してのデータを見ることができます。

 

ページビルダー

KAJABIもThinkificもページビルダーがついているのでコーディングの知識不要でページを作成することができます。

 KAJABI

他のウェブサイトツールに劣らないほどの柔軟なページビルダーが備わっています。ブロックベースでサイトを構築したり、背景の色を自由に変えたり、余白を自由に設定したり、画像の幅を調整したり、アニメーションをつけたりすることができます。

実際の当サイトのTOPページもKAJABIで作っているので参考にしてみてください。

↓KAJABIのページビルダーは以下のようになっていて、かなり柔軟です。

 

 

Thinkific

Thinkificも同様にページビルダーが備わっています。ただし、ブロックというよりかはセクションごとにしか作成することができないので、KAJABIほどは柔軟ではありません。また、背景色は2色までしか決めることができずシンプルなサイトしか作成することができません。

↓Thinkifiの例

 

マーケティング機能

KAJABIにはメール配信ツール顔負けのメールマーケティング機能があります。しかしThinkificにはマーケティング機能は特にないので、別のツールや販売ルートを使用する方法があります。

KAJABI

配信数無制限のメルマガ機能、マーケティングオートメーションとして利用できるステップメールやフォームからの自動返信メールなど無数に作成することができます。

また、配信したメールに対して高度なレポートがあるので、どのユーザーが開封したかまで把握することができます。

またKAJABIにはブログ機能があるので、記事を増やすことでコンテンツマーケティングを行うこともできます。

Thinkific

Thinkificには特にこれといたマーケティングツールがないので、スクールを始めた時はSNSや自分のブログなどで発信していく必要があります。

もしくはZapierを使って他の海外のメール配信サービスを利用することができますが、別の費用がかかったりして若干の手間ではあります。

一応外部サイトに埋め込みことができる「Sale widget」機能があります。コードを埋め込むことで特定の講座を自分のサイトに埋め込むことができます。

 

サポート

ThinkificもKAJABIもサポートがあります。

KAJABI

Growthプラン以上で24時間のチャットサポートがあります。これはかなり便利で、他の海外サービスの中でもTOPクラスでサポート体制が素晴らしいです。

Thinkific

今まではフォームからの問い合わせだったので、正直返信がもらえるまでかなり時間がかかりました。最近やっとチャットのサポートが始まりましたが、まだ24時間対応ではないので結局待つことが多いです。

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