Kajabi vs Mighty Networks 徹底比較|日本語環境で本当に使えるのはどちらか
Sep 15, 2026こんにちは、Hodaです。
オンライン講座や会員サイトのプラットフォームを探していると、KajabiとMighty Networks(マイティネットワークス)の2つが候補に挙がることがあります。どちらも「コース」と「コミュニティ」を扱えるので一見似ていますが、設計思想はかなり違います。
この記事では、まず両者をフェアに比較したうえで、日本語環境で実際に運用できるのかという、日本の記事ではあまり触れられていない観点を掘り下げます。
結論を先に言うと
| Kajabi | Mighty Networks | |
|---|---|---|
| カテゴリ | オールインワンのデジタルビジネス基盤 | コミュニティ特化プラットフォーム |
| 設計思想 | コンテンツを「売る」ための仕組みが中心 | メンバー同士を「つなぐ」ための仕組みが中心 |
| 最安プラン | Basic $143/月(年払い・月払いは$179) | Launch $79/月(年払い) |
| 取引手数料 | 日本では0%(後述) | 全プランで0.5〜2%(永続) |
| メール配信 | 標準搭載・無制限 | なし(Kit等の外部ツールが必須) |
| 管理画面の言語 | 英語のみ | 英語のみ |
| 顧客向け画面の日本語化 | Site Language設定で日本語を選択可能 | 非対応(日本語なし) |
| 向いている用途 | 講座販売・会員サイト・ファネル運用・自動化 | 交流が主役の有料コミュニティ・英語圏向け |
一言で言えば:メンバー同士の交流そのものを商品にしたい英語圏向けのコミュニティならMighty Networks、日本語で講座やメンバーシップをビジネスとして回すならKajabiが現実的な選択肢になります。
そもそも何が違うのか:設計思想の差
Mighty Networks:コミュニティが先、コースは後から乗せる

Mighty Networks(マイティーネットワーク)は2017年にGina Bianchini氏(Ningの共同創業者)が立ち上げた、コミュニティ構築に特化したプラットフォームです。「People Magic」と呼ばれる独自のAI技術でメンバー同士を引き合わせることに注力しており、メンバーディレクトリ、共通点の提示、会話のきっかけ生成といった機能が中心に据えられています。
コースは「Space(スペース)」という箱の一機能として提供される構造で、コミュニティの中にコースが入っている、という考え方です。Tony Robbins、Marie Forleo、TEDといった大型ブランドが採用しており、コミュニティプラットフォームとしての評価は非常に高い製品です。
Kajabi:ビジネスの仕組みが先、コミュニティは構成要素の1つ

Kajabiは2010年創業で、講座・コーチング・メンバーシップ・デジタル商品を「作って売る」ための機能を一通り内蔵したオールインワン型です。Webサイト、ランディングページ、ファネル、メール配信、自動化、決済、分析が最初から1つにまとまっています。
コミュニティ機能は2022年のVibely買収以降、ポイント・バッジ・チャレンジ・リーダーボードといったゲーミフィケーションを備えた形に強化されましたが、あくまで商品ラインナップの1つという位置づけです。
どちらが優れているかではなく、「何を主役にするか」がまったく違う、と理解するのが出発点です。ここを取り違えると、どちらを選んでも不満が残ります。
ここが重要:日本語環境で実用になるか
日本の比較記事ではほとんど触れられていない部分ですが、日本人が運営者として使う場合、ここが最大の判断材料になります。
Kajabiの日本語環境
管理画面(バックエンド)は英語のみです。設定変更や自動化の構築は英語で行う必要があり、ここは正直に言ってハードルです。
一方で、顧客が見るフロントエンドは日本語化できます。Settings → Site Details の Language 設定で「Japanese」を選ぶと、チェックアウトフォーム、受講者ポータル、アカウント設定画面、完了メッセージといった自動生成テキストが日本語表示になります。ランディングページやコース本文、メール文面は自分で日本語を入力するので、当然すべて日本語です。
ただし注意点があります。Kajabi公式ヘルプセンターは、コミュニティ機能は他言語に対応していないと明記しています。コミュニティを使う場合、メンバーは一部の画面で英語のナビゲーションを目にすることになります。受講者の年齢層によっては、ここが摩擦になる可能性があります。
コミュニティのインターフェース自体は英語ですが、投稿内容、名前、サークル名などはすべて日本語化することができます!ですので、そこまで英語だからわかりにくいということは少ないと思います。
Mighty Networksの日本語環境
こちらは調べてみて、判断がはっきりしました。
Mighty Networks公式ヘルプセンターによると、同社のソフトウェアがローカライズ対応しているのは以下の言語です。
- フランス語
- スペイン語
- ブラジルポルトガル語
- ドイツ語
- イタリア語
- オランダ語
日本語は含まれていません。 管理者が Admin → General → Language でネットワークのデフォルト言語を設定できますが、選択肢に日本語がない以上、日本人メンバーが見る画面は英語のままになります。ボタン、ナビゲーション、オンボーディングの案内、通知メール、プッシュ通知——これらがすべて英語です。
Mighty Networks側も「対応言語の要望は受け付けている」としており、今後追加される可能性はありますが、2026年9月時点では予定として公表されていません。
投稿やコース本文といった自分で書くコンテンツは当然どの言語でも書けます。ただ、器そのものが英語であることは変わりません。Google翻訳拡張機能を使う、ウェルカム動画で英語表記の意味を説明する、といった運用でカバーする方法が公式に案内されている状況です。
日本語の情報量という現実的な問題
Mighty Networksは日本での導入事例そのものが少なく、日本語のレビューサイト(ITreviewなど)でもレビューが数件という状態です。つまり、つまずいたときに日本語で検索しても答えが出てきません。
Kajabiも公式日本語サポートはありませんが、日本語の解説記事・動画・有志による支援サービスは一定量存在します。この差は、実際に運用を始めてからボディブローのように効いてきます。
メリット
- Kajabi:Site Language設定で顧客向け画面(チェックアウト・受講者ポータル等)を日本語化できる
- Kajabi:日本語の解説情報や支援サービスが一定量存在する
- Mighty Networks:投稿・コース本文など自分で書くコンテンツは日本語で問題なく運用できる
デメリット
- 両者とも管理画面は英語のみ、公式日本語サポートなし
- Mighty Networksはメンバー向けUIも英語のみ(日本語ローカライズ非対応)
- Kajabiもコミュニティ機能だけは他言語非対応で英語表示が残る
- 日本の消費税・インボイス制度にはどちらもネイティブ非対応(Quaderno等の外部連携が必要)
「メンバーが英語表記をどこまで許容できるか」は、ターゲット層によって答えが変わります。英語に抵抗のない層向けならMighty Networksも選択肢に入りますが、一般的な日本人受講者を想定するなら、この差はかなり大きいと思います。
機能別の詳細比較
1. コミュニティ・エンゲージメント
Mighty Networksが上。
Mighty Networksの強みは「People Magic」と呼ばれる仕組みで、メンバーが参加した瞬間からエンゲージメントを促す設計になっています。オンライン中のメンバーが可視化される、興味関心でメンバー同士がマッチングされる、プロフィールを開くと共通点とアイスブレイクの提案が表示される——こうした機能は、コミュニティプラットフォームとして頭ひとつ抜けています。

またネイティブのライブ配信機能を持ち、最大9名の同時スピーカーとサイドチャットに対応しています。G2のコミュニティ管理カテゴリで最上位にランクされているのも納得できる完成度です。
Kajabiのコミュニティは、Circles(サークル)でトピックを分け、チャレンジ、ミートアップ、ライブルーム、DM、メンバーディレクトリを備えています。「Facebookグループの代替」としては十分機能しますが、メンバー同士を能動的に引き合わせる仕組みという点ではMighty Networksに及びません。
2. ゲーミフィケーション
Kajabiが上です。ポイント、バッジ、チャレンジ、リーダーボードを細かく設計でき、「コメント投稿でポイント付与」「100ポイント到達で限定グループへのアクセスを自動解放」といったルールを組めます。
Mighty Networksもポイント・ストリーク・チャレンジ・習慣トラッカーを備えていますが、Kajabiほど細かい条件設定はできません。
3. コース機能
Kajabiが上。モジュール/サブモジュール構造、コンテンツロック(前のレッスン完了まで次をロック)、ドリップ配信、動画・音声・ダウンロード資料、そして合格点を設定できるクイズと修了証の自動発行まで揃っています。
さらにKajabiの真価は自動化との連動です。「特定レッスンを完了したら祝福メールを自動送信」「コース完了者に次の商品をオファー」といった動線をプラットフォーム内で完結できます。受講者ごとのエンゲージメントレポート、動画の視聴維持グラフ、ヒートマップも取得できます。
Mighty Networksもオンデマンド/コホート/ライブのコースを作れ、クイズ、バッジ・認定証の自動付与、SCORM対応コンテンツの埋め込みまでカバーしています。機能の幅は決して狭くありませんが、詳細な学習分析という点ではKajabiに軍配が上がります。
4. メール配信・ファネル・自動化
Kajabiが圧倒的に上。というより、ここはそもそも比較になりません。

Kajabiは全プランでマーケティングメール無制限・ランディングページ無制限・ファネル無制限を提供しています。セグメント配信、行動トリガーによる自動メール、ドリップキャンペーン、ドラッグ&ドロップのメールエディタが標準搭載です。
Mighty Networksにはメール配信機能がありません。通知メールは送れますが、マーケティングメールを配信したい場合はKitとの連携か、Zapier経由での外部ツール接続が必要になります。しかもZapier連携やAPIアクセスはScaleプラン($179/月)以上です。
つまりMighty Networksで本格的にビジネスを回そうとすると、メール配信ツールの料金が別途乗ります。この点は総コストを計算する際に必ず入れておくべきです。
5. 決済と手数料(日本人にとって最重要)
ここが実は一番効いてきます。
Mighty Networksは、全プランで永続的に取引手数料がかかります。 Launchで2%、Scaleで1%、Growth/Mighty Proで0.5%。これはStripeの決済手数料とは別に引かれるものです。プランを上げるほど率は下がりますが、ゼロにはなりません。
Kajabiは、日本のユーザーには取引手数料がかかりません。
Kajabiは2026年1月の料金改定で「3rd Party Payment Provider Fee」(Stripe等の外部決済を使う場合の手数料、Basic 2%/Growth 1%/Pro 0.5%)を導入しました。一見するとMighty Networksと同じに見えます。
ただしKajabi公式ヘルプセンターは、この手数料はKajabi Paymentsが提供されている国でのみ適用されると明記しています。そしてKajabi Paymentsの提供国は、アメリカ・カナダ・オーストラリア・UAE・イギリス・一部欧州諸国であり、日本は含まれていません。
結果として、日本で登記したビジネスがStripeを接続してKajabiを使う場合、Kajabiのプラットフォーム手数料は0%になります。支払うのはStripeの決済手数料(日本国内カードで3.6%程度)のみです。
皮肉な話ですが、「Kajabi Paymentsが日本に来ていない」というマイナス要素が、手数料の面ではプラスに働いている状態です。今後Kajabi Paymentsが日本展開した場合、この前提は変わる可能性があるので、導入時には必ず最新情報を確認してください。
通貨についてはどちらもStripe経由でJPY建ての決済が可能です。Mighty Networksは最大10通貨まで設定でき、Stripeアカウントの登録国によって選べる通貨が決まります。
6. モバイルアプリ
用途によります。
Mighty Networksの汎用アプリは、コース・コミュニティ・イベント・メッセージがすべて1つのアプリに入っており、Web版とUIも機能も同一です。メンバーはアプリ1つで完結します。さらにMighty Proでは完全ホワイトラベルの独自アプリをApp Store/Google Playに出せます。2017年から400以上のブランドが利用しており、実績は豊富です。ただしMighty Proは個別見積もりのカスタム価格です。
Kajabiは受講者向けアプリと運営者向けアプリが分かれており、この点はMighty Networksの方がスマートです。ただしブランドアプリはGrowthプラン($199/月)以上に標準で含まれています(公式サイト上で$199/月相当と表記)。

追加の見積もり交渉なしに、月額プランの範囲でブランドアプリが手に入るのは、実務上かなり大きい違いです。
7. 分析・レポート
Kajabiがやや上。売上、ページビュー、コンバージョン、メールのパフォーマンス、受講者ごとの進捗と動画視聴維持率まで、全プランで取得できます。Google Analytics連携も可能です。
Mighty NetworksのMighty Insightsはコミュニティのエンゲージメント分析に強い一方、Google Analytics連携やマーケティングピクセルはScaleプラン以上に限定されています。
8. AI機能
方向性が違います。
KajabiはCofounder(AIによるビジネス構築支援)、Expert Agents、Kajabi MCPなど、ビジネス運営そのものを支援する方向にAIを組み込んでいます。AIクレジットはBasicが0、Growthが500、Proが1,000という配分です。
Mighty NetworksのAIはコミュニティ運営の自動化に向いています。AI Cohostによるコミュニティの自動セットアップ、メンバー同士の共通点提示、Infinite Question Engineによるディスカッション自動生成などです。
料金体系の比較
Kajabi(2026年9月時点・公式サイトより)
| Basic | Growth | Pro | |
|---|---|---|---|
| 月額(年払い) | $143 | $199 | $399 |
| 月額(月払い) | $179 | $249 | $499 |
| 商品数 | 5 | 50 | 無制限 |
| コンタクト数 | 2,500 | 25,000 | 100,000 |
| コミュニティ | 1 | 1 | 3 |
| 管理ユーザー | 2 | 11 | 26 |
| メール・LP・ファネル | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| ブランドアプリ | - | ○ | ○ |
| アフィリエイト機能 | - | ○ | ○ |
| 取引手数料(日本) | 0% | 0% | 0% |
Mighty Networks(2026年9月時点・公式サイトより)
| Launch | Scale | Growth | Mighty Pro | |
|---|---|---|---|---|
| 月額(年払い) | $79 | $179 | $354 | 要見積もり |
| メンバー数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| ホスト/モデレーター | 3/10 | 5/15 | 10/100 | 無制限 |
| ストレージ | 200GB | 500GB | 1TB | 4TB |
| ライブ配信時間 | 20時間/月 | 30時間/月 | 40時間/月 | 50時間/月 |
| Zapier・API連携 | - | ○ | ○ | ○ |
| ブランドアプリ | - | - | - | ○ |
| 取引手数料 | 2% | 1% | 0.5% | 0.5% |
無料プランはどちらにもありません。Mighty Networksは14日間(Growthプランの機能で、クレジットカード不要)、Kajabiは30日間の無料トライアルが用意されています。
実質コストで比べてみる
月額の数字だけ見るとMighty Networksが安く見えますが、日本で運用する前提で並べると印象が変わります。
月商50万円(約$3,300)の場合
| Mighty Networks Launch | Kajabi Basic | |
|---|---|---|
| プラン料金 | $79 | $143 |
| プラットフォーム手数料 | 2% = 約$66 | 0% |
| メール配信ツール | 別途必要($29〜) | 込み |
| 合計(概算) | 約$174〜 | 約$143 |
月商150万円(約$10,000)の場合
| Mighty Networks Launch | Mighty Networks Scale | Kajabi Basic | |
|---|---|---|---|
| プラン料金 | $79 | $179 | $143 |
| プラットフォーム手数料 | 2% = $200 | 1% = $100 | 0% |
| メール配信ツール | 別途必要 | 別途必要 | 込み |
| 合計(概算) | 約$279〜 | 約$279〜 | 約$143 |
※Stripeの決済手数料(日本国内カードで3.6%程度)は両者とも別途かかります。為替や実際の利用状況により変動するため、あくまで目安としてご覧ください。
Mighty Networksの手数料は売上に比例するため、伸びれば伸びるほどコスト差が開いていく構造です。一方Kajabiは月額固定なので、売上が伸びるほど実質的な負担率が下がります。
Kajabiが向いているケース
- 講座・コーチング・メンバーシップを商品として売ることが主目的
- メール配信やファネルを使って集客から販売までを自動化したい
- 日本人受講者向けに、チェックアウトや受講画面を日本語で提供したい
- 売上が伸びても手数料を取られたくない
- 追加見積もりなしでブランドアプリを持ちたい(Growth以上)
- 使うツールをできるだけ1つにまとめたい
Mighty Networksが向いているケース
- メンバー同士の交流そのものが商品価値の中心
- ターゲットが英語に抵抗のない層、または海外向け
- コホート型・ライブ中心の講座を運営したい
- すでにメール配信ツール(Kit等)を持っていて、そこにコミュニティを足したい
- ネイティブのライブ配信機能を重視する
- 完全ホワイトラベルのアプリを本格的に運用したい(Mighty Pro)
ユースケース別おすすめ
| ユースケース | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 日本語のオンライン講座販売 | Kajabi | 顧客向け画面を日本語化でき、集客導線まで内蔵 |
| 交流が主役の英語圏コミュニティ | Mighty Networks | People Magicによるエンゲージメント設計が強い |
| 日本語の有料コミュニティ | Kajabi | Mighty Networksはメンバー向けUIが英語のみ |
| コーチング+会員サイト | Kajabi | 商品タイプが揃っており決済・自動化も内蔵 |
| コホート型のライブ講座 | Mighty Networks | ネイティブライブ配信と同時スピーカー対応 |
| メルマガから講座販売までの導線構築 | Kajabi | メール無制限・ファネル無制限が標準搭載 |
| 既存ビジネスにコミュニティ層を追加 | Mighty Networks | 単体で始めやすく、メンバー数無制限 |
| 日本の消費税・インボイス対応が必須 | どちらも要外部連携 | Quaderno等をZapier経由で接続する必要あり |
よくある誤解
「Mighty Networksの方が安い」→ 総額では逆転することが多い
月額$79という数字だけ見ると確かに安いのですが、取引手数料が永続的にかかることと、メール配信ツールが別途必要になることを計算に入れると、日本でビジネスとして運用する前提では総額が逆転するケースが多くなります。特にKajabiは日本ではプラットフォーム手数料が0%なので、売上規模が大きいほど差が開きます。
「Kajabiのコミュニティ機能は使い物にならない」→ 用途次第
Kajabiのコミュニティは、Mighty Networksのようなメンバー同士のマッチング機能は持ちません。ただしポイント・バッジ・チャレンジ・リーダーボードによるゲーミフィケーションはKajabiの方が細かく設計でき、講座受講者のフォローアップコミュニティという用途であれば十分機能します。「Facebookグループの代わり」を求めているならKajabiで足ります。
「Mighty Networksは日本語でも普通に使える」→ 要注意
コンテンツ自体は日本語で書けますが、プラットフォームのUIは日本語に対応していません。公式ヘルプセンターが対応言語として挙げているのは仏・西・葡(ブラジル)・独・伊・蘭の6言語のみで、日本語は含まれていません。日本人メンバー向けに運用する場合、英語表記の説明が必要になる点は事前に織り込んでおくべきです。
「Kajabiは管理画面が英語だから日本人には無理」→ そこまでではない
確かに管理画面は英語のみです。ただし日常的に触る画面はある程度パターン化されており、ブラウザ翻訳である程度対応できます。何より受講者が見る側は日本語にできるので、「運営者が英語を我慢すれば、顧客体験は日本語で提供できる」という構造です。ここがMighty Networksとの決定的な違いです。
最終的な判断基準
Kajabiを選ぶとき:
- 日本語で講座・会員サイトを運営したい
- メール配信やファネルまで1つのツールで完結させたい
- 売上に対する手数料を払いたくない
- 受講者に修了証やクイズを提供したい
- ブランドアプリを追加交渉なしで持ちたい
Mighty Networksを選ぶとき:
- メンバー同士の交流がビジネスの中心
- ターゲットが英語圏、または英語に抵抗のない層
- 既にメール配信ツールを持っている
- ライブ配信を頻繁に行う
- 完全ホワイトラベルのアプリに本気で投資する
どちらも合わないとき:
- LINE連携を前提とした日本市場向けの運用が必須
- 日本語の公式サポートが絶対条件
- 月額1万円以下で始めたい
この場合は、日本製のプラットフォームを検討した方が現実的です。
まとめ
Mighty Networksは、コミュニティプラットフォームとして間違いなく優秀な製品です。People Magicによるメンバー同士のマッチング、ネイティブのライブ配信、統一されたモバイル体験——この領域でKajabiが追いついていない部分は確かにあります。「交流そのものが商品」であるコミュニティを英語圏で運営するなら、有力な選択肢です。
一方でKajabiは、「作って、売って、届けて、フォローする」という一連のビジネスの流れを1つのプラットフォームで完結させる設計になっています。コミュニティはその構成要素の1つという位置づけです。
そして日本で運用する場合、この2つの差は機能比較以上に大きくなります。
- Mighty Networksは日本語ローカライズに対応していないため、メンバーが見る画面が英語のままになる
- Kajabiは顧客向け画面を日本語化できる(ただしコミュニティ機能だけは英語が残る)
- Mighty Networksは全プランで取引手数料が永続的にかかる
- Kajabiは日本ではプラットフォーム手数料が0%(Kajabi Payments未提供国のため)
- Mighty Networksはメール配信機能がなく、外部ツールの費用が別途乗る
つまり「Mighty Networksの方が安く始められる」という第一印象は、日本語環境と総コストの両面で、実際には成立しにくいということです。
どちらにも無料トライアルがあります(Kajabiは30日間、Mighty Networksは14日間・カード不要)。迷っているなら、自分の受講者になる人に管理画面ではなく「参加後の画面」を見せて反応を確かめるのが、一番確実な判断方法だと思います。
当サイトのリンクからKajabiを始めると、
30日間の無料トライアル+日本語ガイド+動画コースをご利用いただけます。
さらに現在は、期間限定で日本語メールサポートもご用意しています。

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