Kajabiの分割払いは可能?複数回払い(Payment Plan)の仕組みと高額商品の売り方
Jul 09, 2026※こちらの記事は2024年に公開したものを、2026年10月に最新情報へ更新しました。
こんにちは。カジャビ日本語サポートを運営しているHODAです。
今回は、よくご質問いただくKajabiでの高額商品の販売と、複数回払い(Payment Plan)についての記事です。
Kajabiで販売するサービスや商品の単価が数十万円になる場合は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
まず結論:Kajabiで高額商品の販売はできる?
結論から言うと、Kajabiでも高額商品・サービスの販売は可能です。
ただし、Kajabiの仕様上、次の点に注意が必要です。
日本のKajabiサイトで使える決済は、Stripe(クレジットカード)とPayPalの2つです。そのため、顧客のクレジットカードが利用上限に達していると支払いができません。

極端な例ですが、Kajabiでは100万円(1回払い)のサービスを販売することもできます。ただし、顧客のクレジットカードがその金額に対応していなければ、当然支払うことはできません。
つまり「いくらまでなら売れる」という具体的な金額はなく、最終的には顧客のクレジットカードの利用上限や残高次第になります。
ちなみに、Apple Pay・Google Payなどが使える「Kajabi Payments」は、2026年10月時点で日本では提供されていません。日本のサイトでは引き続きStripeとPayPalを使います。
クレジットカード(Stripe)の分割払いはできる?
高額商品を販売するとなると、「分割払い」もアイデアとして挙がると思います。
Stripe自体は現在、日本のカードの分割払い(Japan installments)にも対応しています。ただし、これはStripeのAPIで決済を組み込む場合の機能で、Kajabiの購入画面でクレジットカード会社の分割払いを選べるようにすることはできません。
そこで使えるのが、Kajabiの複数回払い(Payment Plan)です。
Kajabiの複数回払い(Payment Plan)とは?
Kajabiのオファーでは、次の4つの価格パターンを選べます。
- 無料(Free)
- 一回払い(One-time Payment)
- サブスクリプション(定期課金)
- 複数回払い(Payment Plan/旧 Multi-Pay・Multiple Payments)
このうちPayment Planを使うと、高額商品を複数回に分けて支払ってもらえます。
クレジットカードの分割払いとの違い
ここで敢えて「分割払い」ではなく「複数回払い」と呼んでいるのは、みなさんがよく知るクレジットカードの分割払いとは仕組みが違うためです。
クレジットカードの分割払いは、購入時点で総額の請求が確定し、それを顧客がカード会社に分割で返していく仕組みです。販売者にはカード会社から総額が支払われ、顧客が支払えなくなってもそのリスクはカード会社が負います。

↑クレジットカードの分割払いは、カード会社が総額を保証してくれます。
一方、KajabiのPayment Planは「回数が決まった定期課金」のような支払い方です。購入時に1回目が決済され、その後は購入日と同じ日付で、設定した回数に達するまで自動で課金されます。販売者は、毎回の決済が成功したタイミングで売上を受け取ります。

↑複数回払いでは、決済ごとに定額が販売者に支払われます。
設定方法と選べる回数
Payment Planは、オファーの「Pricing」から設定します。例えば次の例では、毎月3,600円を24回支払う設定です。

支払いサイクルと回数は、次の範囲で選べます。
- 毎週:2〜104回
- 毎月:2〜24回
- 毎年:2〜5回
例えば、総額30万円のサービスを「30,000円×10回」で設定したとします。

この場合、顧客は購入時から毎月30,000円を支払い、10回で総額30万円になります。
また2025年9月からは、1つのオファーに複数の価格を設定できるようになりました。「一括払い」と「10回払い」を同じオファーに並べて、購入者に選んでもらうこともできます。
【2026年4月更新】複数回払いは途中でキャンセルされなくなりました
以前のPayment Planは「期限付きの月額払い」に近く、顧客が途中で自分でキャンセルできるというリスクがありました。最初の1〜2か月でコンテンツをすべて見て解約される、というケースも考えられたため、この記事の旧版では「少しクセのある支払い方法」と紹介していました。
2026年4月の仕様変更で、生徒はPayment Planの支払いを途中でキャンセルできなくなりました。最後の回まで支払ってもらう前提で、安心して複数回払いを提供できます。
ただしPayPalで支払った場合は、生徒自身がPayPalのダッシュボードから支払いを止めることができます。Payment Planを使うときは、Stripe(クレジットカード)での支払いをおすすめします。
旧設定「Subscription Cancellations」について
以前は、Settings > Customer Payments > Subscription Cancellations をOFFにして、顧客が自分でキャンセルできないようにする方法をご紹介していました。

現在はPayment Plan自体が途中キャンセルできない仕様になったので、複数回払いのためにこの設定を変える必要は基本的にありません。この設定はサブスクリプション(定期課金)のセルフキャンセルに関わるものです。
サブスクリプションで顧客のキャンセルを止める場合は、引き続き法律や規約に沿っているかの確認が必要です。国によっては違法になる可能性もあるため、KajabiもOFFにするときに注意文を表示しています。

それでも注意したいポイント
カード決済の失敗はありえる
途中キャンセルはできなくなりましたが、総額をカード会社が保証してくれるわけではありません。カードの有効期限切れや利用上限などで、2回目以降の決済が失敗することはあります。
決済に失敗すると再試行が行われますが、最終的に失敗が続いてキャンセルになったPayment Planは再開できません。続けてもらう場合は、元のオファーを複製して残りの回数に合わせ、新しい購入リンクを送る必要があります。
オファーのオートメーションで「決済に失敗したらメールを送る」設定をしておくと、カード情報の更新をお願いしやすくなります。
PayPalでは残り回数の表示が1回少ない
PayPalで購入した場合、PayPalのサブスクリプション管理画面では、最初の購入時の決済が定期課金に含まれません。例えば6回払いでも「5回」と表示されます。問い合わせがあったときのために覚えておくと安心です。
回避策①:銀行振込を使う
クレジットカードやPayPal以外の方法もあります。Kajabiには銀行振込のネイティブ機能はありませんが、銀行振込で入金を確認してから、その顧客にオファーをGrant(付与)するという運用ができます。高額のやりとりにも対応しやすい方法です。
なお、銀行振込でのサブスクリプションは、毎月(毎年)入金をチェックする手間がかかるため、あまり現実的ではありません。年払いなどルールを決めて運用するのがおすすめです。
回避策②:別の決済サービスを使う
クレジットカードの分割払いに対応した別の決済サービス(例:UnivaPay、PAY.JP、KOMOJU、GMOペイメントゲートウェイなど)を支払い専用に使う方法もあります。そこで申し込みを受けてから、KajabiのオファーをGrantするやり方です。
実際のクライアント様でも、決済は別のツールを使い、Kajabiはコンテンツ視聴用として使っているケースがあります。
ただし、これらの国内決済サービスはKajabiとネイティブには連携していません。つなぐ場合はWebhookやZapierなどの外部連携が必要で、Kajabiのクーポン・アフィリエイト・アップセルなどオファーと連動する機能は使えなくなります。同じメールアドレスで顧客の支払い状況を管理するなどの工夫も必要です。
まとめ
- Kajabiでも高額商品は販売できるが、顧客のカードの利用上限には注意
- Kajabiの購入画面でカード会社の分割払いは使えない。代わりにPayment Plan(複数回払い)を使う
- 2026年4月から、Payment Planは生徒が途中でキャンセルできなくなった。PayPalは止められるのでStripeがおすすめ
- カード会社の分割払いと違い、売上は毎回の決済ごと。決済失敗には備えておく
- 銀行振込や別の決済サービスとの組み合わせも可能だが、手動管理が増える
Payment Planの細かい設定方法やオファーの作り方は、カジャビ日本語ガイドで詳しく解説しています。
高額商品の価格設計や決済まわりで迷ったときは、お気軽にお問い合わせください。
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