
【保存版】独自ドメインの基本と導入メリットを徹底解説
May 08, 2025ウェブサイトのURLが「mybusiness.kajabi.com」や「mybusiness.wixsite.com」のように長かったり、サブドメインのままだったりしていませんか?
「独自ドメイン(カスタムドメイン)」に変えるだけで、皆さんのビジネスの信頼性・見つけやすさ・ブランディング効果は一気に向上します。
この記事では、
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独自ドメインとは何か
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なぜ重要なのか(信頼性・SEO・ブランド効果)
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取得方法・費用コスト・設定方法
までを、順を追って詳しく解説していきます。
独自ドメインとは?その基本から解説
独自ドメインとは
独自ドメインとは、「皆さん専用のウェブサイトアドレス」のことです。 例えば「yourbusiness.com」「yourbrand.jp」などの、短くて覚えやすく、他人が使えないURLです。
一方、無料プランなどでよく見られるのが以下のような「サブドメイン」型です:
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yourbusiness.kajabi.com
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yourname.wordpress.com
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yourpage.wixsite.com
↑ これらのURLは、そのサービス側が所有しているドメインの一部を間借りする形で提供されています。皆さんが指定した文字列(例:yourbusiness)はURLの一部になりますが、ドメインの根幹部分(kajabi.com、wordpress.comなど)はそのサービスのものなので、“自分のもの”とは言いにくいのが特徴です。
独自ドメインの構成要素
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ドメイン名(yourbusinessなど)
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ドメイン拡張子(TLD):.com、.jp、.net、.store など
この組み合わせを自由に選び、皆さんのブランドやサービスにぴったり合ったURLを作ることができます。
なぜ独自ドメインが重要なのか?7つの決定的メリット
① 信頼性・プロフェッショナル感が段違い
「yourbrand.com」と「yourbrand.wixsite.com」では、どちらが信頼できる印象を与えるでしょうか?
答えは明らかです。独自ドメインを使うだけで、皆さんのブランドは一気に「本気度」が伝わり、顧客や読者の信頼を得やすくなります。
② 覚えやすくシェアしやすい
独自ドメインは短く、シンプル。SNSや名刺、チラシに印刷してもすっきりして見えますし、口頭でも伝えやすいURLです。特に日本語はローマ字でそのまま英数字に変換しやすいので、独自ドメインにしても口頭で伝えやすいです。
③ ブランドの一貫性と認知向上に直結
ドメインは毎回ユーザーの目に触れる「見出し」のようなもの。 ビジネス名や商品名と一致した独自ドメインを使えば、認知度UPとブランド構築が同時に進みます。最近ではネットを利用するユーザのリテラシーも高くなっているので、よくわからない長いURLが表示されるとクリックしなかったりすぐに離脱してしまう方も増えています。
④ 検索エンジンにも好影響(SEO面)
ドメイン自体は直接のSEO要因ではありませんが、「信頼されている」「クリックされやすい」=結果として上位表示しやすくなるという間接的な効果があります。
⑤ プラットフォーム移行が自由(資産になる)
独自ドメインを取得しておけば、将来的にWordPressや別サービスへ移行してもURLをそのまま使えるので、アクセスを失いません。まさに「ネット上の住所」としての資産価値があります。
⑥ メールアドレスもプロ仕様に
「@gmail.com」ではなく「[email protected]」のようなメールアドレスを使えるのも独自ドメインの利点。問い合わせメールにも信頼感を与えます。
⑦ ブランド短縮リンクにも活用できる
Bitlyや他の短縮リンクサービスと連携すれば、独自ドメインを使ったブランド付き短縮URLも作れます。 例:go.yourbrand.com/offer
これにより、CTR(クリック率)が平均2.3倍向上したというデータもあります。
ドメイン名の決め方と注意点|覚えやすさ以上に大切なこと
独自ドメインを取得する際、もっとも重要なステップの一つが「どんな名前にするか」の選定です。ドメイン名は、皆さんのブランドやサイトの"顔"となる存在であり、一度取得すれば長期にわたって使い続けることになるため、安易な決定は後々のトラブルや後悔につながる可能性もあります。
ここでは、ただ「覚えやすい」だけでなく、ブランディング・SEO・法律面までを考慮した、後悔しないドメイン名の決め方を詳しくご紹介します。
✅ 1. ドメインは早い者勝ち。良い名前はすぐに取られる
独自ドメインは世界で一意のもので、同じ名前は二度と取得できません。特に短くて覚えやすいキーワード、英単語や日本語のローマ字表記は人気が高く、すでに取得されているケースが多いです。
良いアイデアが浮かんだら、迷う前に検索・確保するのが鉄則です。ムームードメインやお名前.comなどで簡単に取得可否を確認できます。
✅ 2. シンプルで覚えやすい名前にする
基本中の基本ですが、長すぎる・難しい・覚えづらいドメインはユーザー離れの原因になります。文字数が長ければその分パターンが増えるので取得できる可能性が上がりますが、覚えにくかったら本末転倒です。
理想の条件:
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10〜15文字以内
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スペルが簡単で間違えにくい
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サイトの内容やブランドと一致している
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SNSや口頭での紹介もしやすい
📝 例:kakaku.com(価格コム)や cookpad.com(クックパッド)など、ブランド名とドメインが一致している好例です。
🚫 ハイフン(-)や数字を使うとミスを招きやすく、スパムや信頼性の低いサイトと誤解される可能性もあるため、できるだけ避けましょう。
✅ 3. キーワードを入れて、何のサイトか伝わるようにする
SEOの観点からも、業種やサービスに関連する単語を含めるのは有効です。 例えばカフェなら「cafe」「coffee」、歯科医院なら「dental」「shika」など。
ただし、単体のキーワードはすでに埋まっていることが多いため、
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「キーワード+ブランド名」
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「キーワード+地域名」
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「ブランド名+サービス名」
のような複合パターンで検討するのがコツです。 例) shika-shinjuku.com (歯科 + 新宿)など
✅ 4. .comが理想。ただし用途に応じたTLD選びもOK
可能であれば、信頼性・汎用性の高い「.com」ドメインを取得するのがベスト。 特にグローバル展開を視野に入れている場合、.comは世界的な安心感があります。
しかし、.comがすでに使われている場合は、次のようなTLD(トップレベルドメイン)も検討しましょう:
TLD(ドメイン末尾) | 向いている分野・特徴 |
---|---|
.net | 技術系、サブブランド用など |
.jp | 日本国内向け。信頼度が高く、企業サイトにも◎ |
.shop | ECサイトやネットショップに最適 |
.design | デザイナー・クリエイティブ系に |
.studio | 制作スタジオ・写真・映像分野向け |
.photography | 写真家・ギャラリー系サイトに最適 |
.app | アプリ紹介サイトに特化(Google提供) |
💡 例:tokyocoffee.shop や satodesign.studio のように、TLD自体をブランディング要素にすることも可能です。
✅ 5. 商標や他社ブランドと被らないかを必ず確認する
最も見落とされがちですが、後々トラブルになりやすいのが「商標権の侵害」です。これはかなり注意が必要です。
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すでに別企業が商標登録している名前
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有名ブランドと酷似した名前
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タイプミスを狙ったような似せたドメイン
これらは、たとえドメイン取得が可能でも、訴訟や使用停止を求められるリスクがあります。
🔍 チェックすべき項目:
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日本なら「J-PlatPat(特許情報プラットフォーム)」で商標登録の有無を確認:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
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海外ブランドも含めて、検索して既存サービスや企業と被っていないか調査
❗ ケース例:
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disney1and.com(1とlを置き換えた偽装)
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gooogle.com(oを1つ多く)
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applestoreonline.com(Apple商標+関連語)
- facebook.dd (.dd の部分だけを置き換えている)
上記のようなブランド連想型ドメインは避けるべきです。
↑ドメインを始めて取得される方は、この点を気にせずに取得される場合が多いので慎重にドメイン名は決めましょう。もしネーミングのアイディアがあれば、一度Google検索したり ChatGPTなどに相談して商標権などの問題がないかを確認することをおすすめします。
結論:ドメイン名は「資産」であり「名刺」である
ドメイン名は一度取得したら、長期的に使い続けることになります。覚えやすさやSEOだけでなく、信頼性・ブランドの一貫性・法的リスクも含めて、戦略的に選びましょう。
皆さんのドメインは、ブランドの名刺であり、信用の証でもあります。KAJABIのようなサービスでオンラインビジネスを始める場合も、ぜひこの視点を持ってドメインを決めてください。
独自ドメインがもたらす“印象の違い”とは?
なぜURLひとつで、見た目の印象が大きく変わるのか?
皆さんがどこかのサイトにアクセスしようとしたとき、以下のようなURLを見てどう感じるでしょうか?
- https://yourbusiness123.wordpress.com
- https://yourbrand.carrd.co
- https://yourbrand-xyz.wixsite.com/page
- https://yourbrand.com
どれが一番信頼できそうに見えますか?
おそらく、最後の「yourbrand.com」ではないでしょうか。
「見た瞬間に信頼できる」と思わせる力
現代のインターネットユーザーは、サイトの中身を読む前に、ドメイン名やURLの見た目から「信頼できるかどうか」を瞬時に判断しています。
これは、ビジネス・教育・ブログなど、どんなジャンルのサイトであっても共通です。
- SNSでリンクが流れてきたとき
- メールのURLを見たとき
- 名刺やチラシにURLが記載されていたとき
いずれの場面でも、「見た目の信頼性」はクリック率や成約率に影響します。
実際のクリック率にも影響
URLの「見た目」は、クリック率(CTR)にも直結します。
Bitlyによる調査では、ブランド名入りのカスタムドメインを使ったリンクは、通常の短縮リンクよりも最大2.3倍クリックされやすいというデータもあります。
つまり、皆さんが同じ内容のページをシェアしたとしても、URLを変えるだけで反応率が変わるということです。
ドメインは中身以上に「第一印象」を決める
皆さんがどれだけ良いコンテンツを作っても、URLの印象で「なんとなく怪しい」と思われてしまったら、そこで機会を失ってしまいます。
独自ドメインを使うことで、一目で“ちゃんとしたサイト”だと伝わるようになります。これはとても大きな信頼獲得ポイントであり、だからこそビジネスの規模に関係なく、最初に取り組むべきブランディングの一歩だといえるでしょう。
複数サービスを一貫したドメインで運用するメリットとは?
独自ドメインの最大の強みのひとつは、ひとつの「ブランドドメイン」を軸に、複数のサービスやプラットフォームをまたいで活用できるという点です。
例えば、皆さんが以下のように事業を展開しているとします:
- yourdomain.com → メインのWebサイト(WordPressなど)
- school.yourdomain.com → オンライン講座(KAJABI)
- shop.yourdomain.com → 商品販売サイト(Shopify)
このようにサブドメインを自由に設定することで、「ブランディングの一貫性」「ユーザー体験の向上」「SEO的評価の集中」といった多くのメリットを享受することができます。
このようなサブドメインの設定はKAJABIでももちろん可能です!例えばすでにWordPressで公式サイトを持っている場合でもサブドメインをKAJABIで接続することで school.yourdomain.com , course.yourdomain.com , academy.yourdomain.com のようなURLでKAJABIサイトを表示できます。
ブランド全体の印象が統一される
「どのページを訪れても “yourdomain.com” の一部だ」とユーザーが感じられることで、ブランドとしての信頼感や安心感が高まります。
各コンテンツがバラバラのURLで点在しているよりも、一つのブランドサイトとして認識されやすくなるのです。
SEOやドメインパワーの観点でも有利
複数のコンテンツや活動をサブドメインで集約することにより、ドメイン全体へのアクセスやリンクが集中しやすくなります。
これは、SEOにおいて「ドメインの信頼性」や「評価の蓄積」にプラスに働きやすく、サイト全体の検索順位に好影響を与える可能性があります。
ドメインのコストと基本的な取得方法
独自ドメインの費用はどのくらい?
独自ドメインというと「高そう」と感じる方もいるかもしれませんが、実際には年間1,000円〜3,000円前後で取得・維持できるものがほとんどです。
例えば .com や .net のような代表的なドメインは、年間でおよそ1,500円前後が相場です。
ただし、次のような条件によって価格は変動します:
- TLD(ドメイン末尾)の種類: .jp はやや高め(年間3,000〜4,000円)
- プレミアムドメイン: 短くて人気の単語は数万円〜数十万円以上することもあります
- 更新料: 初年度は割引でも、2年目以降は通常価格になる場合があります
ドメインの取得方法|基本のステップ
実際に独自ドメインを取得する流れはとてもシンプルです。以下の手順で、誰でもすぐに取得できます:
- ドメイン販売サイトにアクセスする
例)お名前.com、ムームードメイン、さくらのドメイン、エックスドメイン、Namecheap など - 希望のドメイン名を検索する
検索ボックスに希望の文字列を入力して、取得可能かどうかを確認します。 - 取得可能なドメインを選ぶ
.com や .net など複数のTLDから選択できるので、予算や目的に合わせて選びます。 - カートに追加して購入手続きへ
購入年数(1〜5年など)やオプションを選び、アカウント登録・支払いを行います。 - ドメインを管理画面から使える状態に設定する
ドメインを購入したら、あとはWebサイトやメールなどと紐づける設定(DNS設定)を行います。最近では、ノーコードで簡単に設定できるサービスも増えてきています。
※ ドメインの種類によっては 99円 などのものもありますが、これは基本的に初年度だけなので注意が必要です。このようなドメインは二年目以降の更新時には数千円の更新費用が発生することがあります。各ドメインプロバイダーは価格表を必ず表示しているので、将来的な更新費用もいくらかかるかを事前に確認しておきましょう。
まとめ|独自ドメインは、皆さんのブランドの“信頼の入口”
独自ドメインは単なるURLではなく、皆さんのブランドを象徴する“顔”です。
覚えやすくて信頼感のあるドメインは、初めて訪れる人に安心感を与え、ビジネスの印象を一段と高めてくれます。
また、ドメインは一度取得すれば長く使い続けられる「資産」としての価値もあり、サブドメインを使って
- メインサイト(WordPressなど)
- オンラインスクール(KAJABIなど)
- ECサイト(Shopifyなど)
といったように、複数のプラットフォームをまたいで一貫性ある運営が可能です。
コストも年間1,000〜数千円ほどで始められ、設定も簡単。まさに、最も手軽に始められるブランディング施策といえるでしょう。
なお、KAJABIのようなサービスでも独自ドメインの設定は可能です。より本格的なオンラインビジネスを展開したい方には、こうしたプラットフォームとの組み合わせもおすすめです。
ぜひ、皆さんのブランドにふさわしいドメイン名を見つけて、今日から“自分だけの住所”を手に入れてください。
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