KajabiがAI Discoverabilityに対応|ChatGPTなどのAI検索から見つけてもらいやすくなる新機能
Nov 01, 20262026年11月9日から、Kajabiで公開しているWebサイトやブログ、販売ページなどの情報を、ChatGPT・Claude・GeminiなどのAIがより正確に理解しやすくする仕組みが導入されます。
最近ではGoogleで検索するだけではなく、
「○○について学べるおすすめのオンライン講座は?」
「○○を教えているサービスを教えて」
「初心者向けの○○講座を比較して」
といった質問をChatGPTなどのAIに直接聞く人も増えています。
今回のAI Discoverabilityは、このようなAI経由で自分のサービスを見つけてもらうための仕組みと考えると分かりやすいでしょう。
AI Discoverabilityとは?
AI Discoverabilityを有効にすると、Kajabiが公開中のサイト情報をAIが理解しやすい形式に整理して提供します。
たとえば、次のような公開情報が対象です。
-
Webサイトのページ
-
Landing Page
-
Sales PageとOfferの価格
-
ブログ記事
-
公開Podcast
-
Newsletterの一般公開部分
-
ビジネス名
-
サポート用メールアドレス
つまり、AIが皆さんのWebサイトについて回答するときに、ページの内容や販売している商品について、より正確な情報を取得しやすくなります。
たとえばオンライン英会話講座を販売している場合、
「初心者向けのオンライン英会話講座を探しています」
とAIに質問したユーザーに対して、皆さんのKajabiサイトや講座が情報源のひとつとして認識される可能性が高まる、というイメージです。
もちろん、この機能をONにしたからといって必ずChatGPTなどで紹介されるわけではありません。
あくまで、AIがサイトの情報を正しく読み取りやすい環境をKajabi側で用意してくれる機能です。
会員限定コンテンツまでAIに公開されるわけではありません
この発表を見て、
「Kajabiのコース内容までAIに読み込まれてしまうのでは?」
と心配される方もいるかもしれません。
ここは重要ですが、会員限定のコンテンツがAI Discoverabilityによって公開されることはありません。
Kajabi公式によると、次のような情報は対象外です。
-
Course内のLesson
-
Communityの投稿
-
Member Area内のコンテンツ
-
ログインが必要なページ
-
パスワードで保護されたページ
-
下書き・未公開・予約公開中のページやブログ
-
非公開Podcast
-
Newsletterの有料・購読者限定部分
-
ContactsやCustomersの情報
-
Membersの情報
-
売上データ
公開Webサイトとして誰でも閲覧できる情報を、AIにも理解しやすい形で提供する仕組みです。
KajabiのコンテンツがAIの学習に使われるわけではない
もうひとつ誤解しやすいのが、
「自分のコンテンツがChatGPTなどのAIモデルの学習に使われるのでは?」
という点です。
Kajabiは公式に、AI DiscoverabilityによってサイトのコンテンツをAIモデルの学習に使用するわけではないと説明しています。
さらにAI Discoverabilityを有効にしたサイトでは、robots.txtを通じて、GPTBotやClaudeBotなどのAI学習用クローラーに対してコンテンツを収集しないよう伝える仕組みも導入されます。
「AIに見つけてもらうこと」と「AIモデルの学習に使ってもらうこと」は別物、ということです。
技術的には「llms.txt」などを利用
少し技術的な話になりますが、AI DiscoverabilityをONにすると、Kajabiは主に3つの対応を行います。
1. llms.txtを公開する
サイトのドメインに、
/llms.txt
というAI向けのサイト情報が用意されます。
ここには、
-
Webサイトのページ
-
Sales Pageと価格
-
Landing Page
-
最新25件のブログ記事
-
サポートメールアドレス
などがまとめられます。
AIから見ると、サイト全体を把握するための「案内図」のようなものです。
2. 公開ページをAIが読みやすいテキストとして提供
通常のWebページには、デザイン・画像・メニュー・HTMLなどさまざまな情報が含まれています。
AI Discoverabilityでは、AIがページを取得した際に、ページの内容を整理したテキスト形式でも取得できるようになります。
これによってAIがページ構造から内容を推測するのではなく、実際に書かれている情報を理解しやすくなります。
3. robots.txtもAI向けに調整
AI検索などで使用されるクローラーにはサイトへのアクセスを許可しつつ、AIモデルのトレーニングを目的としたクローラーにはコンテンツを取得しないよう伝える設定になります。
会員エリアについては、引き続きクローラーから保護されます。
GoogleのSEOには影響する?
AI DiscoverabilityをONにしたことで、Googleの検索順位や通常のSEOの仕組みが変更されるわけではありません。
Kajabi公式でも、AI DiscoverabilityによってSitemapやGoogleなどの検索エンジンのクロール・インデックス方法が変更されるわけではないと説明されています。
そのため、
従来のGoogle SEO + ChatGPTなどのAI検索への対応
という位置付けで考えるのがよいでしょう。
最近では「GEO(Generative Engine Optimization)」や「AI SEO」といった言葉も使われるようになっています。
これまでGoogle検索を意識してWebサイトやブログを作っていたのと同じように、今後はAIが自分のビジネスやサービスを正確に理解できる状態にしておくことも重要になってきそうです。
Sales PageやLanding PageのTitle・Descriptionも重要に
Kajabi公式では、AIがSales PageやLanding Pageについて説明するときに、ページに設定されている タイトルとDescription も利用すると案内しています。
そのため、これまで以上に、
「何についてのページなのか」
「誰向けの商品なのか」
「どのようなサービスを提供しているのか」
が分かるタイトル・説明文にしておくことをおすすめします。
SEO対策として設定していたページ情報が、そのままAIから正しく理解してもらうための情報としても活用されていくことになります。
AI Discoverabilityは初期状態でONになります
AI Discoverabilityは、2026年11月9日から基本的にすべてのKajabiサイトでONになります。
特別な設定をしなくても利用できます。
11月9日以降はKajabi管理画面から、
Settings → Site settings → AI Discoverability
と進むことで、いつでもON・OFFを切り替えることができます。
AIへの情報提供を希望しない場合はOFFにすることも可能です。
なお、AI DiscoverabilityをOFFにしたからといって、ChatGPTなどのAIがWebサイトを一切閲覧できなくなるわけではありません。
公開されているWebページは通常のWebサイトとして誰でもアクセスできるため、AIも通常のWebアクセスによって内容を確認する可能性があります。
OFFにすることで停止されるのは、Kajabiが用意するAI向けに整理された情報提供の仕組みです。
個人的にはONのままでよいと思います
通常のKajabiユーザーであれば、基本的にはAI DiscoverabilityをONのまま利用して問題ないと思います。
今回AIに提供されるのは、そもそも一般公開しているWebサイトや販売ページ、ブログなどの情報です。
CourseやCommunity、顧客情報などが公開されるわけではありません。
むしろ今後、
Google検索 → Webサイトを探す
だけではなく、
ChatGPTに質問する → おすすめのサービスを教えてもらう
というユーザー行動はさらに増えていく可能性があります。
そのときに、自分のサービスについてAIが古い情報や不正確な情報を回答するよりも、公式サイトの情報を正確に取得してもらえる方がメリットは大きいでしょう。
Kajabiも「AIから見つけてもらう」時代へ
今回のAI Discoverabilityは、サイト制作やコース販売の機能そのものを大きく変えるアップデートではありません。
ただし、今後のWeb集客を考えると非常に興味深いアップデートだと思います。
これまでは、
Google検索 → ブログ → Landing Page → Offer購入
という流れが一般的でした。
これからは、
ChatGPT・Claude・Geminiなどに質問 → サービスを知る → Webサイトを見る → Offer購入
という流れも増えていくでしょう。
Kajabiがプラットフォーム側でAI向けのサイト情報を整備してくれることで、特別な技術知識がなくても、この新しい検索・情報収集の流れに対応しやすくなります。
すでにKajabiを利用している方は、11月9日以降に Settings → Site settings → AI Discoverability を一度確認してみるとよいでしょう。
また、これからKajabiでオンライン講座やコーチング、コミュニティ、サブスクリプションなどを販売したい方にとっても、Webサイト・ブログ・商品販売だけでなく、AI時代の集客までプラットフォーム側で対応が進んでいる点は注目したいポイントです。
当サイトのリンクからKajabiを始めると、
30日間の無料トライアル+日本語ガイド+動画コースをご利用いただけます。
さらに現在は、期間限定で日本語メールサポートもご用意しています。

Kajabi最新アップデート情報をお届け
Kajabiは頻繁に新機能や改善が追加されています。
最新情報や便利な活用方法をメールでわかりやすくお届けします。
※確認画面は表示されません