KAJABIで認定証/修了証を発行する方法 (Accredible連携)
Apr 11, 2022KAJABIのデフォルトの機能では、認定証や修了証を発行する機能はありません。ただ、KAJABIはコース販売サービスということもあり、コース受講者に修了証などを発行できると、ビジネスの幅も広がります。
【2023年2月追記】===============================
Kajabiの機能で、ビルトインで修了証/認定証を発行できるようになりました!詳しくはこちらの動画でご紹介しています↓
認定証/修了証(Certificate)機能の使い方 [2023年新機能]
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KAJABI自体の機能ではありませんが、別のサービスと連携することで認定証を発行することができるようになります。
こちらの記事ではその方法についてご紹介したいと思います。
Accredibleを利用
Accredible は認定証(修了証)の発行などができる海外のクラウドツールです。ウェブサイトは英語になっていますが、認定証は日本語で発行することができます。
以下のような機能・仕様になっています。
- 認定証のデザインを柔軟にカスタマイズ可能
- 他のツールと連携し、条件を満たした時に Accredible から認定証を発行可能
- 無料プランあり(本格的に利用する場合は有料プランが必要)
- Kajabi以外のツールと連携して認定証を発行することも可能
Accredibleを使って認定証を発行する流れ
大まかな流れとしては、Accredibleを使って以下のように認定証を発行することができます。
- Accredibleで認定証のデザインや設定を行う
- KAJABIの設定で、最後のPOSTを受講したらタグが付くなどのオートメーションを設定する
- AccredibleとKAJABIをZapierで連携させる
- 特定の条件を満たしたユーザーに対して、Accredibleが認定証を発行してくれる
というような流れになります。
この実装を行うためには、KAJABI以外にも「Accredible」と「Zapier」を扱う必要があります。
Accredibleを始める
Accredibleは基本的には有料のツールですが、20 credit までは無料で利用することができます。「Sign Up 」から無料で利用登録をすることができます。
↓以下のような登録フォームがあるので、必要な情報を入力します。
↓登録が完了すると、以下のように認証メールが送信されるので、クリックしてアカウントを確認します。
↓アカウントの認証ができると、ダッシュボードにログインできるようになります。ここから認定証を作成したり、認定証保持者を管理したりすることができます。
認定証デザインの作成
まず、みなさんが発行する認定証のデザインを作成します。豊富なテンプレートがあるので、そこから選び、カスタマイズするのが簡単です。
こちらのように、「Designs」に進み、「Create Certificate Design」をクリックします。
↓まずは、Templates を選択することで、テンプレート一覧を見ることができます。カテゴリーごとにわかれているので「All」をクリックすることで、さらに多くのデザインを見ることができます。
↓以下のように豊富なテンプレートから選択できるので、イメージに近いものを選択します
↓次にテキストを編集します。テキストをクリックすることで編集することができます。ただ、日本語のフォントは変更できません。シンプルなテキストになってしまいます。英数字であれば、ある程度フォントの選択ができます。
↓次に、「Attributes」に進みます。これは、いわゆる変数のような機能です。認定証内のテキストをそのユーザーに併せて自動的に挿入してくれます。 これは [recipient.name] のように表示されます。
例えば、以下のような項目は挿入しておくべきです。
- Issue Date (発行日)
- Recipient Name (受講者)
- Recipient Email (受講者メール)
↓もし、画像やロゴなどを追加したい場合は、「Elements」から行うことができます。
↓最後に、認定証のデザインができたら、タイトルをつけて、Save and Close をクリックして保存します。
Groupsの作成
次に、認定証を発行するグループを作成します。先程作成したデザインを元に、認定証の言語や発行元情報などを設定できます。 「Create Group」を選択します
↓以下のように情報を入力して保存します。
次に「General Settings」に進みます。言語を日本語にして、有効期限を設定することができます。(無期限でも設定可能です)
その他、細かい設定がありますが、基本的に上記の設定を保存することでOKです。
KAJABI側の設定
認定証はKAJABI側で以下の条件を満たした時に発行することができます。
- タグがついたら
- タグが外れたら
- オファーが購入されたら
- フォーム送信があったら
- Assessmentが完了したら
基本的には、コース修了者に発行するものなので、「タグがついたら」という条件で認定証を発行するのがよいと思います。
KAJABIではPOST自体にオートメーションを設定することができるので、例えばProductsの一番最後のPOSTにオートメーションを設定します。
例)以下の場合は、Concept3 というPOSTを完了したユーザーに「基礎編受講完了」というタグを付けるようにしています。
Zapier側の設定
Zapierは、様々なツールを連携することができるAPI連携サービスです。このツールを利用して、KAJABIと Accredible を繋げます。
Zapierは無料プランがあるので、初めは無料で利用することができます。Googleアカウントを使って簡単に登録することが可能です。
↓アカウントを作成したら、2つのプラットフォームを選択する画面があります。ここでKAJABIとAccredibleを選択します。そして「タグが追加されたら、Credentialを作成する」というようにします。
↓次にKAJABIのアカウントをZapierを繋げます。ガイドに沿って進めていくことでKAJABIサイトを連携できます。
↓連携が成功すると、みなさんのKAJABIサイト内のタグ一覧が表示されます。ここから、トリガーとなるタグを選択します
次に、AccredibleのアカウントとZapierを接続します。
↓ AccredibleのAPIは、「Integrations」で「KAJABI」と検索すると調べることができます。
↓次に、Accredibleで作成した Groups が表示されるので、対象のグループを選択します。
↓次に、どの項目を認定証に反映するかを選択できます。基本的には [required] と表示されている項目だけでいいと思います。
↓最後に動作確認をします。
↓実際にKAJABI側にユーザーにタグをつけてみると、以下のように名前が自動的に挿入されて修了証が発行されました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。KAJABI自体の機能では認定証を発行することはできませんが、Accredibleと連携することで、認定証を自動的に発行することができます。
ただ、Accredibleは日本語に対応しているとは言っても、海外のツールであるのでもしかしたら一部英語になっていたりすることもあるかと思います。Zapierもaccredibleも無料でも利用することができるので、実際に使用してみて動作確認をしていただくこともオススメします。
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