
オンラインライフコーチになるには?未経験から始める9ステップ完全ガイド
Apr 20, 2025世の中には、人の可能性を見出すだけでなく、その可能性を引き出し、より充実した人生へと導くことができる方がいます。そういった素質を持ち、それを仕事にしているのが「ライフコーチ」です。
ライフコーチの仕事は、フィットネスコーチや栄養士と同じように、クライアントの幸福や充実感に大きく貢献する、非常に重要な役割を担っています。「ライフコーチになるにはどうしたらいいのか?」と考えたことがある皆さん、それは決して珍しい疑問ではありません。
自己成長への関心が高まる中、オンラインライフコーチの需要も増加中
近年、自己啓発や自己成長に関心を持つ人がますます増えています。それに伴い、ライフコーチ、特にオンラインで活動するライフコーチの需要が世界中で高まっています。
インターネットを通じて世界中のクライアントとつながることができる今、ライフコーチという職業は、場所に縛られず自由に働けるキャリアとしても注目されています。
オンラインライフコーチとは、どんなことをするのか?
ライフコーチとは、皆さんの人生や仕事における目標達成や課題の克服をサポートする存在です。ただ話を聞いてくれるだけではなく、理想の未来に近づくための具体的な道のりを一緒に描き、前に進む手助けをしてくれます。
オンラインで活動するライフコーチは、Zoomなどのビデオ通話ツールやメッセージングアプリを使い、世界中どこにいてもクライアントとつながることができます。
オンラインライフコーチとは、ZoomやSNSなどを通じて、世界中のクライアントとセッションを行い、人生の目標達成や課題解決をサポートする専門職です。対面の必要がないため、柔軟に働ける職業としても注目されています。
ライフコーチがしてくれる主なこと
ライフコーチは、皆さんのために次のようなサポートを行います:
- 今直面している課題や、達成したい目標を明確にする
- 理想の状態に近づくために、必要なステップを一緒に整理する
- 目標達成に必要な習慣、行動、スキルを身につけるサポートをする
- 感情面・精神面・時には身体的・スピリチュアルな面での支えとなる
「そんなに幅広くサポートできるものなの?」と思った方へ
確かに、ライフコーチがあらゆる面をサポートできるのは不思議に感じるかもしれません。ですが、それには2つの理由があります。
① ライフコーチングは“総称”である
「ライフコーチ」と一口に言っても、実はさまざまな専門分野があります。たとえば:
- 経営者や管理職向けのエグゼクティブコーチ
- 健康習慣をサポートするウェルネスコーチ
- 人間関係や自信にフォーカスするマインドセットコーチ
など、それぞれの得意分野を持つコーチがいます。
② ライフコーチングは「型(フレームワーク)」である
ライフコーチングは、どんな課題にも応用できる思考法・支援の型だと考えられています。この考え方を使えば、多くの問題を「整理し、行動につなげる」ことが可能です。
誰がオンラインライフコーチになれるのか?
ライフコーチに興味を持った皆さんが次に気になるのは、「自分にもなれるのか?」ということかもしれません。
結論から言うと、ライフコーチには誰でもなることができます。
カウンセリングや心理療法と異なり、ライフコーチングは法律で規制されている分野ではありません。そのため、特別な学歴や国家資格、実務経験がなくてもクライアントを受け持つことができます。
ただし、信頼されるためには「実績」や「経験」が大切
規制がないとはいえ、現実的には多くのクライアントが「その分野での実績や経験」を求めています。
長年コーチとして活動している人は、過去のクライアントの成功事例などを提示することで信頼を得ていますが、これから始める皆さんには、まだそういった実績がないかもしれません。
そこで重要なのが、関連分野での経験や、自分自身のストーリーです。
たとえば:
ランニングをテーマにコーチングをするなら、皆さん自身がどのようにして走れるようになったか、どんな大会に出たか、どんな壁を乗り越えたかなどを共有することが、立派な信頼の土台になります。
自分が乗り越えてきた経験は、必ず誰かの力になります。
ライフコーチに向いている人の特徴
「ライフコーチに興味はあるけど、自分に向いているのか分からない…」
そんなふうに感じている皆さんも多いのではないでしょうか。
実は、ライフコーチに向いているかどうかは、特別な資格やスキルよりも、人柄や考え方の傾向が大きく関係しています。
以下に、ライフコーチに向いている人の特徴をいくつかご紹介します。
✅ 1. 人の話をじっくり聞ける
ライフコーチは「教える人」ではなく、「引き出す人」です。
相手の話にしっかり耳を傾け、その中から可能性やヒントを見つけ出す力が求められます。相手の感情や考えを否定せずに受け止められる人は、コーチとして大きな信頼を得ることができます。
✅ 2. 人の成長や変化をサポートするのが好き
誰かの変化や前進を見ることに喜びを感じられる方は、ライフコーチにとても向いています。
「自分の経験を活かして、誰かの力になりたい」という思いがある方には、まさにぴったりの仕事です。
✅ 3. 共感力が高い・相手の立場に立って考えられる
クライアントの状況に寄り添いながらも、感情に飲み込まれず冷静にサポートできるバランス感覚がある方は、コーチングにおいて大きな強みになります。共感しつつも、必要なときには前向きな問いかけを行えることが理想です。
✅ 4. 過去の経験から得た「伝えたいこと」がある
華々しい実績である必要はありません。
「自分も昔こんなことで悩んでいた」「こうやって乗り越えた」という経験こそ、共感や信頼を生む大きな要素になります。
それを言語化し、必要としている人に届けたいと思える方は、ライフコーチとしての素質が十分にあります。
✅ 5. 自分自身も成長し続けたいと思っている
ライフコーチは「学びを止めない人」が活躍する世界です。クライアントをサポートしながら、自分自身も成長し続けたいと願う皆さんは、自然と周囲にもよい影響を与える存在になっていきます。
ライフコーチに資格は必要?
「資格がないと仕事にできないのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、ライフコーチには資格は必須ではありません。
ですが、多くのライフコーチが認定資格の取得を目指す理由は以下の通りです:
- 自信を持ってサービスを提供するための知識やスキルを学びたい
- クライアントに対して、一定の信頼性を示したい
- プロフェッショナルとしての基盤を整えたい
ライフコーチになるまでにどれくらい時間がかかる?
「ライフコーチになるには、どれくらいの期間が必要ですか?」
これは、多くの皆さんが気になる疑問だと思います。
ですが、実はライフコーチになるまでの期間は人それぞれです。
経験やフォロワーがある場合はすぐに始められることも
たとえば、すでにSNSやブログなどでフォロワーがいて、自分の専門分野に関する発信や実績がある場合は、1日でコーチングを始められる人もいます。
極端に聞こえるかもしれませんが、Instagramで1本リールを投稿しただけでクライアントが見つかる、というケースも実際にあります。
一方で、ゼロから始めるなら「時間がかかる」ことも覚悟
もし皆さんがまったくの初心者で、発信活動や実績がこれからという場合は、
- 信頼を築くための情報発信
- コミュニティの構築
- 体験セッションの実施
といった準備に数ヶ月~1年以上かかることもあります。
オンラインライフコーチになるための9つのステップ
ここまでで、皆さんはライフコーチという仕事の概要や、始めるための背景知識を理解できたかと思います。
では実際に、オンラインライフコーチとして活動を始めるには、どんな行動を取ればいいのでしょうか?
ここからは、夢を現実に変えるための「9つのステップ」を紹介します。
ステップ1:自分の「ニッチ」と「ターゲット」を明確にする
オンラインライフコーチとして成功するために、最も大切なのは「誰のためにコーチングをするのか」を明確にすることです。
「自分は、どんな人の人生をサポートしたいと思っているだろう?」
ライフコーチの役割は、クライアントの人生や仕事に寄り添いながら、その人の中にある答えを引き出すことです。
“コーチはクライアントの人生や仕事における専門家はクライアント自身であることを尊重し、すべてのクライアントが創造的で、資源に満ち、完全な存在であると信じる。”
― ダイアン・メネンデス(『プロフェッショナル・ライフコーチになる』)
この考え方を土台に、皆さんがコーチングを提供したい相手=理想のクライアント像を考えてみましょう。
具体的な例:
- 大学卒業後の進路に悩む人 → キャリアコーチング
- 毎日ストレスに追われる管理職 → マインドセット・コーチング
- 子育てと仕事を両立したいママ → ライフバランス・コーチング
どんな分野にもニッチ(専門領域)があります。皆さんの過去の経験や関心から、自然と導き出せるケースも多いので、自分自身のストーリーを振り返るのもおすすめです。
ライフコーチングの分野はほぼ無限!人気のニッチ一覧
ライフコーチとして活躍できる分野は、本当にたくさんあります。
ここでは、代表的なコーチング分野をいくつかご紹介します:
- 自信を高めるコーチング(Self-Confidence Coaching)
- 思考のクセを整えるマインドセットコーチング(Mindset Coaching)
- モチベーションアップのためのコーチング(Motivational Coaching)
- 習慣化サポート(Habit Formation Coaching)
- ストレスマネジメント(Stress Management Coaching)
- キャリアの転機サポート(Career Transition Coaching)
- リーダーシップ開発(Leadership Coaching)
- 起業支援コーチング(Entrepreneurial Coaching)
- タイムマネジメント(Time Management Coaching)
- 経営層向けのエグゼクティブコーチング(Executive Coaching)
- 健康・ウェルネス分野(Wellness Coaching)
- 栄養指導・食習慣改善(Nutrition Coaching)
- 心の健康サポート(Mental Health Coaching)
- 人間関係・恋愛コーチング(Relationship Coaching)
- 離婚からの立ち直り支援(Divorce Recovery Coaching)
- 家族関係のサポート(Family Coaching)
- 子育て支援コーチング(Parenting Coaching)
- お金の使い方・計画のコーチング(Financial Coaching)
- リタイア後の人生設計(Retirement Coaching)
- スピリチュアルサポート(Spiritual Coaching)
- 創造力を伸ばすコーチング(Creativity Coaching)
- ADHDの特性に寄り添うコーチング(ADHD Coaching)
- 喪失・悲しみへのサポート(Grief Coaching)
- トラウマ回復のサポート(Trauma Recovery Coaching)
- 海外移住・文化適応支援(Cultural Transition Coaching)
最適なニッチは「自分の経験」と「関心」がヒントになる
皆さんにとってベストなニッチは、ご自身の人生経験や学んできたことに基づいて選ぶのが理想的です。
ただし、「まだ経験がないから無理」と思わなくても大丈夫。
これから新しい分野に挑戦することも、もちろん可能です。
ステップ2:スキルを磨く ― 学びを止めないことが信頼につながる
経験の有無に関わらず、ライフコーチとして活躍するには継続的な学びが大切です。
スキルを磨き、自信と信頼を育てていくことで、クライアントとの関係性もより深いものになります。
以下のような方法で、皆さんのスキルセットを強化していきましょう:
スキルアップのためにできること
- ✅ 認定コーチングプログラムに参加する(ICF認定など)
- ✅ 自分のニッチに特化した資格を取得する
- ✅ 関連分野の学位取得や講座を受講する
- ✅ オンラインセミナーやウェビナーに参加する
- ✅ 対面でのワークショップや講演会に足を運ぶ
- ✅ 自分の専門分野に関する本を読む
- ✅ 関連コミュニティやネットワークグループに参加する
- ✅ 信頼できるメンターを見つけて学ぶ
- ✅ 他のコーチとスキル交換を行う(ピアコーチング)
- ✅ SNSで他の専門家と交流する
- ✅ ポッドキャストで業界のリーダーからインスピレーションを得る
ステップ3:コーチングの仕組みを設計する
スキルを磨いたあとは、コーチングをどのように提供するかという“仕組み”を整えることが大切です。
成功しているコーチは、皆さんのように最初はゼロから始めながら、自分なりのフレームワーク(型)を築いていきました。
とはいえ、必ずしも一から独自メソッドを作る必要はありません。
すでに成果が出ている実証済みのコーチング手法やテンプレートを参考にするのも立派なスタートです。
セッションの構成を考えよう
ライフコーチングの質は、「何を伝えるか」だけでなく、「どう伝えるか」=提供方法や設計にも大きく左右されます。
以下のような視点を取り入れて、クライアントにとって理解しやすく、継続しやすいセッションにしていきましょう:
- セッションのステップ構成(例:目標の確認 → 現状の分析 → 実践アクション → 振り返り)
- 視覚的な資料やワークシートの活用
- 動画・音声・PDFなど多様なフォーマットの導入
- 進捗管理シートやチェックリストの提供
学習デザイン(インストラクショナルデザイン)の考え方を取り入れることで、よりクライアントに「記憶に残る体験」を提供できます。
皆さんの働き方に合った仕組みを選ぶ
もう一つ大事なのは、「皆さん自身のライフスタイルに合った働き方を設計すること」です。
以下のような問いを自分に投げかけてみてください:
- フルタイムでコーチングビジネスを立ち上げたいですか?
- 単発プログラムや少人数向けセッションだけ行いたいですか?
- 週に何時間までコーチングに使いたいですか?
- 一度に受け持つクライアントの上限は何人が理想ですか?
これらを明確にすることで、無理のないサステナブルな仕組みが作れます。
結果的に、燃え尽き症候群(バーンアウト)を防ぐことにもつながります。
ステップ4:価格戦略を立てる ― 自分の価値にふさわしい料金設定をしよう
ライフコーチとして活動するには、価格の決め方=価格戦略も非常に重要です。
ライフコーチングは幅広い業界で求められているため、実際の価格も人によって大きく異なります。
中には1時間3,000円から始める方もいれば、1回のセッションで5万円以上を請求するトップコーチもいます。
業界の平均価格をリサーチしてみよう
まずは自分の専門分野(ニッチ)や地域、言語圏で他のコーチがどのくらいの価格帯で提供しているのかをリサーチしてみましょう。
- コーチ紹介サイトやSNSプロフィールをチェック
- コーチング関連コミュニティで質問してみる
- 海外の価格も参考にしてみる(特に英語圏は幅が広い)
- ココナラ、タイムチケットなどで実際に価格を確認する
そして、自分の現在の立ち位置に合わせて価格を設定していきます。
初心者として適切な価格をつける
皆さんがまだコーチングの経験が浅かったり、資格がない状態でスタートする場合は、実績に見合った控えめな価格から始めるのが自然です。
ただし、「安いから買ってもらえる」とは限らないということも覚えておいてください。
大切なのは、「価格がそのサービスの価値をどう反映しているか」です。
結果ベースで考える ― あなたのコーチングがもたらす成果は?
1時間3,000円でマンツーマンセッションをしても、生活できる収入には届かないかもしれません。
しかし、皆さんのサポートによってクライアントが年収1000万円のエグゼクティブ職に就けたとしたら?
それは、1時間あたり3,000円では語れない圧倒的な価値です。
価格を決める際は、次のような視点を持つことが重要です:
- クライアントが得られる成果
- その成果に対する投資価値
- 自分が時間と労力を注ぐことへの対価
オンラインコースを作って、収益の幅を広げる
多くのコーチは、「時間と労力を使わなくても収益が得られる仕組み」を作るために、オンライン講座(コース)を併用しています。
- 1対1セッションより価格は抑えめ
- 一度作れば、何度でも販売できる
- 複数の人に同時に届けられる
これにより、価格を下げすぎず、より多くの人に価値を提供することが可能になります。もちろん、オンラインセッションとコースを組み合わせて販売することで より幅広いオプションを提供することも可能です
ステップ5:パーソナルブランドを構築する ―「誰から学ぶか」が選ばれる時代
ライフコーチとして成功するには、「どんなスキルを持っているか」だけでなく、「誰として認識されているか」=パーソナルブランドが鍵になります。
コーチはクライアントにとってのロールモデル。だからこそ、皆さんのライフスタイル、価値観、考え方、経験そのものがブランドとなり、影響力になります。
SNSで「等身大の自分」+「専門性」を発信しよう
以下のようなプラットフォームで、ターゲットとするクライアント層に向けて情報を発信しましょう:
- Instagram:日常+インスピレーション
- TikTok:短いアドバイスやビフォーアフター、クライアント事例など
- YouTube:より深い解説、ストーリーテリング、Q&A
- ブログやnote : 気軽に情報を発信することができる
これらを通じて皆さんが「どんな人で、何を信じていて、どんな価値を届けているのか」を伝えることができます。
外部メディアでの露出も効果的
もし機会があれば、次のようなチャレンジにも取り組んでみましょう:
- ポッドキャストに出演する
- ラジオやWebメディアにインタビューされる
- オンラインイベントやコラボ企画に登場する
より多くの人に「知ってもらう」ことが、信頼のきっかけになります。
信頼の“受け皿”としてのWebサイトを持とう
SNSだけでは流れてしまう情報も多いため、皆さんの情報を集約できる場所として「Webサイト」を持つことがおすすめです。
Webサイトでは:
- 自己紹介・コーチングの流れ・料金表を掲載
- クライアントの声や成果事例を紹介
- オンライン講座やセッションの申し込み受付
- メルマガ登録フォームを設置
など、信頼性と申し込み導線を一体化させた仕組みを作ることができます。
メルマガで「ファン→クライアント」へ育てる
SNSだけでは関係が深まりにくいですが、メールマガジン(メールリスト)は「じっくり関係性を育てる」ための強力なツールです。
- 無料のミニ講座や特典PDFでメールアドレスを集める
- 定期的にメッセージを配信し、価値を届ける
- セールスではなく、「この人から学びたい」と思ってもらえる流れをつくる
これにより、講座やセッションへの申し込み率が大きくアップします。
ステップ6:オンラインのライフコーチングプログラムを作る
皆さんの専門分野やニッチに応じて、以下のような形でオンラインプログラムを提供することが可能です:
- テーマ別に分けた短期コースを複数作る
- 継続的にサポートする月額制のプログラム(メンバーシップ)を作る
1対1のコーチングだけでなく、複数のクライアントに一斉に価値を届ける「仕組み」を持つことで、時間に余裕を持ちつつ、より多くの人にインパクトを与えることができます。
さらに、参加者専用のコミュニティを用意することで、同じ目標を持った仲間同士が支え合える環境をつくり、プログラム全体の価値を高めることも可能です。
Kajabiなら、すべてが1つのプラットフォームで完結
オンライン講座や会員制プログラムの構築におすすめなのが、Kajabi(カジャビ)です。
Kajabiは、以下のような機能をプログラミング不要で利用できます:
- ドラッグ&ドロップ操作で簡単に動画コースを作成
- ステップメール(自動配信)や販売ページの作成
- StripeやPayPalによる決済機能
- 会員専用エリアの作成
- クライアント専用のコミュニティ(コメント・交流)
- ライブ配信、ウェビナー、グループコーチングの実施
すべてをKajabi内で完結させることができるので、複数のツールを使い分ける必要がありません。
ライブやイベント機能も充実
Kajabiでは、以下のようなライブ型コンテンツも提供できます:
- Zoom連携でライブコーチングを実施
- ウェビナー形式で無料説明会や体験講座を開催
- 録画をアーカイブとして後から視聴可能にする設定も簡単
これにより、単なる「動画講座」にとどまらず、リアルタイムの学び+交流+サポートを一体化させた価値ある体験型プログラムが提供できます。
ステップ7:オンラインライフコーチビジネスをマーケティングする
オンラインプログラムやコーチングの準備が整ったら、次はそれを必要としている人たちに届ける段階です。
つまり、「ライフコーチになる」ということは、ある程度のマーケティングスキルを身につける必要があるということでもあります。
ライフコーチにおすすめのマーケティング手法
以下は、オンラインライフコーチがよく活用している代表的なマーケティング戦略です:
- 📩 メールマーケティング(メルマガ)
- 📱 SNSマーケティング(Instagram, TikTok, YouTube など)
- ✍️ コンテンツマーケティング(ブログ・ポッドキャストなど)
- 💰 広告運用(Google広告、SNS広告)
- 🔍 SEO(検索エンジン最適化)
- 🎤 ライブイベントの開催(ウェビナー、体験会など)
- 🤝 アフィリエイトマーケティング(紹介制度)
- 💬 口コミ・紹介を促す仕組み
- 🌐 Webコンテンツ(ホームページ、ランディングページ)
- 🗣️ イベントやカンファレンスでの登壇・スピーカー活動
「全部やらなきゃ」はNG!最初は1つから始めよう
これだけの手法を見ると、
「どこから始めればいいの?」
「こんなに全部やらなきゃダメ?」
と不安になる方も多いかもしれませんが、安心してください。
最初は1つだけに絞ってOKです。
たとえば:
- SNSが得意な方 → Instagram から発信をスタート
- 文章が得意な方 → ブログやメルマガからコツコツ育てる
- すでにフォロワーがいる → メルマガに誘導して育成へ
まずは自分に合った方法で、「この人の話をもっと聞いてみたい」と思われる存在になることが第一歩です。
Kajabiで“中心拠点”を作るのがおすすめ
複数のメディアで情報発信しても、「どこに申し込めばいいのか分からない」と迷われてしまっては意味がありません。
そこで、皆さんのサービスや商品をまとめた中心となる拠点(ハブ)として、KajabiのWebサイト機能を活用するのがおすすめです。
Kajabiでは:
- コース・ウェビナー・セッションの申し込み受付
- メルマガ登録フォーム設置
- 自己紹介・料金表・サービス一覧の掲載
- クライアントの声を紹介
- ブログによる情報発信 (Google検索からの流入を狙う)
などを1つのサイト内で完結させることができます。
ステップ8:クライアントからのフィードバックを集める
ライフコーチングにおいて最も大切なことのひとつが、クライアントからのフィードバックです。
特に、まだ自分の専門分野(ニッチ)や提供スタイルを模索している段階の皆さんにとっては、貴重な学びの宝庫になります。
フィードバックを元にセッションの改善を重ねることで、クライアント満足度も高まり、リピートや口コミへとつながっていきます。
フィードバックを得る方法はいろいろあります
- ✅ セッションや講座終了後に、メールでアンケートを自動送信(Kajabiの自動化を活用)
- ✅ Instagramストーリーで簡単なアンケートを実施
- ✅ ライブやウェビナー終了時にチャットで感想を聞く
- ✅ 継続クライアントには、定期的な1対1ヒアリングを設ける
- ✅ Googleフォームなどで匿名フィードバックを募る
形式は何でも構いませんが、できるだけ「定期的に」「自然な形で」集めることがポイントです。
フィードバックを活かすことで見えてくるもの
- ✨「ここが特によかった」という強み → ブランディングの材料に
- 🧩「少し分かりづらかった」という声 → セッション構成の改善に
- 📣「もっとこういうテーマが聞きたい」というニーズ → 次のコンテンツ企画に
フィードバックは、単なる評価ではなく、次の一歩を明確にするヒントそのものです。
ポイント:率直な声を集めるための工夫
- 匿名にすることで「本音」が得やすくなる
- 一言だけの簡単な感想フォームもOK
- 「◯◯点満点で採点してください」などのスケール方式もおすすめ
特に最初のうちは、「完璧なサービスを提供しなければ」と気負うよりも、“改善できるサービス”を目指すことのほうが成長につながります。
ステップ9:分析と改善を繰り返す ― 成功は“振り返り”から生まれる
クライアントからフィードバックを集めただけで満足してしまっては、本当にもったいないです。
ライフコーチとして継続的に成長していくためには、そのフィードバックを丁寧に分析し、サービスや戦略に反映することが重要です。
定期的に“改善タイム”を確保しよう
おすすめは、週に1時間など、振り返りの時間をスケジュールに入れることです。
- 受け取ったフィードバックを読み返す
- セッションや教材の内容を見直す
- より効果的な伝え方・構成にアップデートする
- よくある質問を元に新しいコンテンツを追加する
このように、「少しずつ進化する仕組み」を日常に取り入れることで、皆さんのサービスは時間とともにどんどん価値が高まっていきます。
さあ、オンライン講座づくりから始めよう!
ここまで9つのステップを学んできた皆さんは、もう「オンラインライフコーチとしての第一歩」を踏み出す準備ができています。
あとは実際に動き出すだけです。
皆さんの経験・知識・想いを、ひとつの形にまとめて収益化できるのが、Kajabiのオンライン講座機能です。
- 動画+PDF+メール配信を組み合わせた“学びの設計”
- 月額プログラムや分割決済などの販売オプション
- コミュニティやライブ配信との連動も簡単
すべてがノーコードで直感的に操作できるので、初めての方でも安心して始められます。
よくある質問(FAQ)
Q1. ライフコーチに資格は必要ですか?
A. 法的には必要ありません。ライフコーチングは現在、国家資格や免許が必要な職業ではありません。そのため、すぐにでも活動を始めることは可能です。ただし、クライアントの信頼を得るためには、認定資格や専門分野に関する実績を持っておくことが有利です。
Q2. オンラインでライフコーチングを提供する場合、Zoom以外に何が必要ですか?
A. 必須なのは安定したインターネット環境と、クライアントとやり取りするためのメール・予約管理ツールです。さらに、Kajabiのような講座・メンバーシップ運営プラットフォームを使うことで、コンテンツ配信や支払い管理もスムーズに行えます。
Q3. コーチングの価格はどのように決めればいいですか?
A. 自分の経験値・実績・提供価値に合わせて設定するのが基本です。業界や同業者の価格帯を調査しつつ、初心者のうちは控えめにスタートし、経験と共に段階的に価格を上げていくのがおすすめです。また、継続セッションやオンラインコースなど複数の価格帯を用意するのも効果的です。
Q4. まだ実績がないのですが、それでもクライアントは集まりますか?
A. はい、集まります。最初は「自分自身のストーリー」や「同じ悩みを乗り越えた経験」などを発信することで、共感してくれる方が現れます。実績がないうちは、無料セッションやモニター募集で経験を積みながら、実際のクライアントの声や成果を少しずつ蓄積していきましょう。
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