
KAJABIのコミュニティ機能の特徴と注意点
Feb 04, 2025KAJABIは動画販売やEメールマーケティング以外にもコミュニティ機能(Comunity)が備わっているので、オンラインサロンのような機能も併せて利用することができます。
こちらの記事ではそんなKAJABIのコミュニティの特徴や注意点についてまとめたいと思います。
少々古い情報ですが、以下の動画もご参考ください↓
https://www.youtube.com/watch?v=Wto4wuB6-ys
KAJABI の コミュニティの仕組み
KAJABIのコミュニティは Productsの一つとして作成することができます。
ポイントですが、基本的にKajabiサイトにコミュニティ自体は1つしか存在しません。ただし、その中のコミュニティで「Access Group(アクセス グループ)」というものが存在します。
いわゆる権限のようなもので、これを複数作ることで同じコミュニティの中でもコンテンツを見れる人・見れない人を分けることができるようになります。
新しいコミュニティはProductsとしてカウントされなくなりましたが、1個のAccess Group が 1個のProductsとしてカウントされるようになります。
新しいコミュニティを作成した場合、最低1個はAccess Group を作成する必要がありますので、実質はコミュニティを作成するとProductsを1個消費することになります。
↓ 以下のように 一つの大きなコミュニティの中に複数のアクセスグループを作成することで、コミュニティ内の見える範囲を分けることができます。
↓ このようにコミュニティ自体を複数作成することはできません。
KAJABIコミュニティでできること
KAJABIのコミュニティを使うことで、主に以下のようなことが可能です。
販売関係
- サブスクリプションと連携して、支払っている限りはコミュニティにアクセスができる。サブスクリプションのキャンセルがあるとコミュニティのアクセス権も終了する
- 動画コース販売とセットでコミュニティを販売する
- 無料トライアルを設定して サブスクリプションを作成する。
機能関係
- 「サークル」と呼ばれる スレッドのような部屋を作成することができる(サークルは個数の上限なく作成することができる
- 「Meetups」機能を使うことで、KAJABIのコミュニティ内でZoomのようなビデオ会議を行うことができる
- 「Challenges」機能を使うことで、管理者の方から課題を投げかけて、参加者に進捗をシェアしてもらったり、画像をコミュニティに投稿したりしてもらい、参加者全体で一つの課題に向けて取り組んでもらうことができる
- 管理者からコミュニティ全体にお知らせを送ることができる。「Kajabi Communities」 という無料アプリを入れておくことで、生徒はプッシュ通知を受けることができる
- 限定サークルを作成して、 Access Group の中でも招待した人だけが見れるサークルを作成することができる
- ユーザー同士や 管理者とユーザー間 でダイレクトメッセージを送信することができる
アプリから閲覧する
スマホのブラウザからもコミュニティにアクセスすることも可能ですし、 「Kajabi Communities」 というKAJABIのコミュニティ用のアプリを生徒さんがスマホにインストールすることで、皆さんのコミュニティにアクセスすることができるようになります。
↓ Android 版
↓ iOS 版
↓ 実際に以下のように 自分のアクセス権のある サークル等を確認することができるようになっています。
サークル
サークルは アクセルグループの中に作成できる 個別のルームのようなものです。
- 管理者以外にも信頼できるユーザーをモデレーターとして設定して、コメント管理などをしてもらう
- フィード形式サークルの予約投稿
- フィード形式サークルの投稿を ピン固定可能
- 作成できるサークルの個数上限はない
- 限定サークルを作成して、 Access Group の中でも招待した人だけが見れるサークルを作成することができる
などの機能があります。
↓ アクセスグループの以下の部分がサークルになります。 自由な名前で複数のサークルを自由に作成することができます。
↓以下はサークルの見え方です。サークルには2種類あり、「フィード形式」「チャット形式」があります。
▼こちらは フィード形式のサークルのイメージです。Facebookのようにユーザーが投稿をして、それに対して コメントをしたり「いいね」をつけたりできます。
▼こちらは チャット形式のサークルのイメージです。グループLINEのように吹き出しのようにチャットでやり取りすることができます。 メッセージにはテキストだけでなくファイル添付をしたり、投票を作成することが可能です。
Meetups
Meetups(ミートアップ)は「集まり」という意味で、コミュニティの中でオンラインミーティングを行ったり、実際のオフ会などの管理をすることができる機能です。
- Kajabiの中でオンラインミーティングを行うことができます。Zoomなどのツールを使用する必要はなく、Kajabiのビルトインのビデオ会議機能を使用できます。
- ビデオ会議は録画することができます。背景ぼかし可能。
- ビデオ会議の部屋をプライベートとして複数作成することも可能
- 出席者の確認可能
- 予定をGoogleカレンダーに追加可能
- ミーティングは最大200人までホスト可能
- ビデオ会議の長さには上限はありません。24時間ずっとビデオ会議を行うことが可能です。ただし、ビデオ会議を録画する場合は保存する際に時間がかかることがあります。
などの仕様となっています。
↓ 以下は Meetup を作成する画面になります。
独自ブランドのアプリを公開することも可能
もし本格的に独自ブランドとしてホワイトラベルで独自のアプリを公開したい場合、KAJABIではそのようなオプションも用意されています。 Brand App というサービスで、独自アプリを作成することで、 皆さんのロゴのアプリを Google Play と App Stroe に公開することができるようになります。また、 KAJABI と KAJABI Community の2つのアプリは不要になり、独自アプリ一つですべて完結できるようになります。
Brand Appの利用はKAJABIの通常の利用費用とは別で発生します。 コミュニティ機能も搭載された独自アプリの場合は右の 月額199ドル のプランにて作成が可能です。
KAJABIのコミュニティの注意点
KAJABIのコミュニティは便利な機能ですが、以下の点には注意が必要です。
日本語化はそこまでできない
KAJABIのコース機能やメール配信機能は日本語で利用することができますが、コミュニティ に関してはまだ英語でしか利用できない箇所が多いです。
生徒さんのユーザー層によっては英語に抵抗があると不便に感じることもあるかもしれません。
またコミュニティに関する通知などのメールもほとんど英語になっています
アプリは別のアプリになる
KAJABIには専用の アプリが存在していますが、 コミュニティの場合は上記でご説明している 「Kajabi Communities」というアプリを生徒にインストールしてもらう必要があります。(アプリをインストールしなくてもスマホのブラウザから直接アクセスすることも可能です。)
基本的に本名(登録名)での利用となる
コミュニティ専用の名前(ニックネーム)を設定することはできないので、基本的にはOffer購入時のお名前でコミュニティを利用することになります。
KAJABIに登録する際の名前をニックネームにするか、コミュニティを本名で利用するかのどちらかとなります。
共通サークルは作成できない
コミュニティ内で複数のアクセルグループを作成する場合の注意点です。
例えば コミュニティ内に「初心者向けグループ」と「上級者向けグループ」があったとします。そして、どちらの方たちにも見てもらえるような フィード形式のサークルや チャット形式のサークルを作成したいとしてもそれはできません。
↓ 以下のように どちらのグループも見れるサークルを作成することはできません。 サークル はどれか1つのアクセスグループのみと紐付けることができます。
↓ 対策としては、以下のように別途 「共通グループ」というアクセスグループを別途作成をしておきます。そして、それぞれのグループのアクセスグループを購入するOfferに
「初心者グループ + 共通グループ」「上級者グループ + 共通グループ」のようにどちらを購入しても、共通で「共通グループ」も見れるというようにする方法があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 今回はKAJABIのコミュニティの特徴や注意点についてご紹介しました。
今回ご説明した機能以外にも Challenge などの機能もありますので、Youtube動画をご参考いただけますと幸いです。 KAJABIのコミュニティは 生徒と交流することができる便利な機能でありますが、インターフェースがまだ日本語化できなかったりと不便な点があるのも事実です。
もし導入をご検討されている方は無料トライアルから実際にKAJABIのコミュニティを試していただくと良いかと思います。
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